約 1,363,037 件
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GM(提督):bottle 開催予定日:10月3日(金)の2200~2500より開始致します。 卓場は「どどんとふ むせる」を予定しております。 ・ストーリー きみたちはとある鎮守府に所属する艦娘たちだ。 ある日、きみたちの元へ古ぼけた懐中時計を持った艦娘が訪ねてきた。 その艦娘言う。「助けて欲しい」と。 「過去にあった“悲劇”を、どうか防いで欲しい」と。 きみたちはその“悲劇”を防ぐため、過去へさかのぼることとなる――。 PL名簿(使用キャラクター/PL名/レベル) PC1:蒼羽(瑞鶴) PC2: PC3: PC4: ・レギュレーション プレイヤー人数:4人限定 ルールブック:着任の書(必須) サプリメント:建造の書・壱、建造の書・弐(必須) レベル:初期作成ないしはレベル1に限る。当然ではあるが別府と金剛改二はこっち出禁な(震え声) ◯備考(READ ME) 1サイクル1戦闘 高速卓。バシバシ進めて行きますが、RPはお好きにどうぞ。(メインをRP用、判定を判定用のタブで区切って進行すると思います) (シャカマンダラは)ないです(半ギレ) ・連絡帳 参加希望者はこちらにどうぞ。 使用キャラクター及びそのURLを書き込んで頂ければ幸いです。 卓が生えてればとりあえず投げる。それが私の流儀。 http //character-sheets.appspot.com/kancolle/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYutr7Dww -- (四季) 2014-09-29 20 42 18 ハイコンばっかだったので参加しまする。 http //character-sheets.appspot.com/kancolle/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYhISFEQw -- (ソリット) 2014-10-01 22 23 49 参加希望投げます、弥生希望ですがバランス悪いなら変更します。 http //character-sheets.appspot.com/kancolle/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYs5C4EAw -- (Bloom) 2014-10-01 23 52 19 シナリオ中に手に入った機銃、余っておりますので欲しい方、どうぞ。 -- (蒼羽) 2014-10-06 10 55 43 名前 コメント すべてのコメントを見る
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8 :名無しの紳士提督:2015/02/08(日) 01 28 27 ID oEx63RQg 提督「え…?榛名、お前今何と?」 榛名「ですから比叡お姉様が司令官にチョコレートを…ってどうしたんですか?急に荷物をまとめて?」 提督「榛名、俺は今から退避濠に避難する。明日の起床時間にはここに戻ってくるからな」 ガチャ 比叡「一足遅かったようですね」 その後、司令官がどうなったかは定かではありません… 新スレ早々しょうもないネタ投下してスマソ。 9 :名無しの紳士提督:2015/02/08(日) 11 42 58 ID dcfQ3Zp. 那珂ちゃんのバレンタイン特番は熱々のチョコレートに入るのか激マズチョコレートニコニコ食いか…… 10 :名無しの紳士提督:2015/02/08(日) 14 37 21 ID XfCdC/Kw 磯風チョコこと、GUSOH完成。 11 :名無しの紳士提督:2015/02/08(日) 14 55 30 ID HGVaA8Lw バラエティーばりに罰ゲームで磯波チョコと比叡チョコを食べてもらう。 そして放送事故。 12 :名無しの紳士提督:2015/02/08(日) 16 39 49 ID Q3Lbksxs 11 あの司令官さん…… 誰かと間違えてないですか? 13 :名無しの紳士提督:2015/02/08(日) 16 46 18 ID kmiPADsY 12 彼は、磯波の余った艤装と間違えて、磯風の艤装を解体して以来、 磯風のことを正常に認識できない心の病を患ってしまっているんだよ 14 :名無しの紳士提督:2015/02/08(日) 16 49 12 ID oEx63RQg 比叡の手作りチョコレート→執務室撤退もやむを得ない。 磯風の手作りチョコレート→逃げちゃダメだ。 この差はどこで生まれるのだろう? 15 :名無しの紳士提督:2015/02/08(日) 19 02 41 ID qJZ1IGdY 10 断わるに断れない提督 「失敗作だけど食べられるからあげる」と言われて渡される17駆逐隊の面々 そして鎮守府に緊急配備される胃薬という名のテルミット・プラス 16 :名無しの紳士提督:2015/02/08(日) 19 59 45 ID ezuwm8I. 比叡は余計なことしなきゃ美味しいのは証明済みである よって あ、管理人さん 1乙です 29 :名無しの紳士提督:2015/02/09(月) 22 15 59 ID KWOp3Fx. 加賀と翔鶴のネタによくあるが提督に想いを寄せる艦娘達のドロドロの修羅場とか見てみたいな 30 :名無しの紳士提督:2015/02/10(火) 00 33 55 ID vJ.QEHec ドロドロはどうしても長くなる上に人間関係が複雑&キャラ崩壊前提で書きながら混乱しやすい ということを書きながら思った。 昼ドラの脚本家とか実はすごいんだな 31 :名無しの紳士提督:2015/02/10(火) 00 51 59 ID tzwVfSpg バレンタインは提督LOVE勢にとっての修羅場 チョコの入手経路から調理場の予約、当日の提督へのアタックなど水面下でチョコにまみれたドロドロの戦いが繰り広げられるのだ 32 :名無しの紳士提督:2015/02/10(火) 01 44 00 ID UsT7ew4. 投下される加賀SSの修羅場率の高さはなんなんですかねぇ…… 33 :名無しの紳士提督:2015/02/10(火) 07 44 19 ID dq/5lbnE 提督「あれ?冷蔵庫に保管していたチョコレートはどこにいったんだ?」 赤城「お、怒らないで聞いてくれますか…?」ダラダラ 提督「赤城、もしかして…」 赤城「気がついたらなくなっていました!」 提督「赤城ぃ~!」ギュー 赤城「いひゃいれふ!くひをひっふぁらないふぇくだひゃい!」 加賀「赤城さんに何をしてるんですか…!」ゴゴゴゴ 49 :名無しの紳士提督:2015/02/11(水) 10 14 06 ID uxOxqFwE そろそろ提督が艦娘をチョコで塗装しようとか言い出す頃かな。 50 :名無しの紳士提督:2015/02/11(水) 17 53 20 ID tj2pXb3U 提督「磯風ぇ…やめてくれ…そ、そんなもの食べさせられたら死んじまうよ……」(寝言) 磯風「…(ウルウル)」 51 :名無しの紳士提督:2015/02/11(水) 23 22 05 ID 3i3DhP7E 提督がチョコまみれで火傷した股間で救急車で運ばれていった どうやら股間の主砲でチョコフォンデュ!というアホなことをやろうとした結果らしい 間宮さんがやった 伊良湖もノリノリだった 二人で舐めて溶かして味わいながら最後は顔射でホワイトチョコ、いやん…! なんどということを妄想していたらしい 何でそれでイケると思ったの? 完全に真顔で問いかけた明石の言葉に、二人は顔を手で覆い隠しぷるぷる真っ赤に震えていた バレンタインの出来事である 52 :名無しの紳士提督:2015/02/11(水) 23 27 40 ID tj2pXb3U 51 チョコレートではなくチョコクリームでリベンジすれば万事うまくいくんじゃないだろうか?(提案) 53 :名無しの紳士提督:2015/02/11(水) 23 58 51 ID GP6JpYCE 提督「なぁにぃ!深海凄艦の連中が大挙して鎮守府にやってきただと!」 深海凄艦「テートク!チョコ届ケニキタヨ!」 提督「(ズッコケ)」 54 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 00 43 59 ID ATQng352 そういう平和な世界も嫌いじゃない 55 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 00 51 33 ID fMrMcCjo 敵味方入り乱れた平和な世界は二次創作の特権 いいぞ、もっとやれ!! E3でどん詰まりした結果、全く執筆が進んでいないという罠…… あぁ~、大和といちゃこらしてるSSが早く書きたいなぁ というわけで慰安労働大和編が滞ってますが、必ず書いてきます そして提督の方はともにイベント頑張りましょう 60 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 18 31 32 ID 6Ifpnzf. バレンタインというと湯煎と称してチョコレートをそのまま煮え湯にポイポイ放り込んでるながもんが真っ先に思い浮かぶ件。 61 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 18 37 00 ID 7i6CvZSs そういえば、チョコって溶かし方間違えるとマズくなるらしい… 62 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 19 17 27 ID I4LJc0iU 61 料理不慣れな艦娘もの書く上で参考になりそうだ。 64 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 21 46 28 ID ATQng352 湯銭を知らずチョコを直火で溶かしそうな艦娘 66 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 22 00 54 ID mMAbmXt. 間違えたつ○じゃなくてご○だ 67 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 22 05 19 ID 6Ifpnzf. 64 直火どころか自身の体温でチョコを溶かして加工する加賀さん。 68 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 23 33 36 ID ATQng352 67 そのままぺろぺろしてもいいかしら 69 :名無しの紳士提督:2015/02/13(金) 00 08 08 ID g3Hox97s 加賀「どうして赤城さんは私の体に鍋を当ててるんですか?」 赤城「加賀さんの体温がちょうどチョコを溶かすのに丁度いいんですよ~」 加賀「頭にきました」 俺は自身の排熱を利用されて怒ってる姿の方をイメージしちゃうなあ。 70 :名無しの紳士提督:2015/02/13(金) 10 24 55 ID lFrtZtC2 赤城「つまり、体中にチョコをおけば、勝手に溶けてチョココーティングされて、 提督に私を食べてと……、ダメですね、これだと固まりませんね」 71 :名無しの紳士提督:2015/02/13(金) 20 23 29 ID g3Hox97s 提督「俺はむしろ塗りながら食べたい」 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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過去ログで前半のリンクが切れているものが多いので1-6スレだけ別に作っています。 艦種別でもリンクが所々切れているものがありますが、1-6の分だけならここにあるものが正確です。 6スレ加賀と翔鶴の修羅場6-8小ネタ:龍驤提督×叢雲6-238非エロ提督×熊野6-251提督×霞6-256提督×榛名6-278小ネタ6-310小ネタ:青葉6-336非エロ:提督×古鷹6-341提督×漣6-347提督×霧島6-365提督×青葉6-407提督ハーレム6-452提督×摩耶6-527非エロ:提督×島風6-538提督×青葉6-565『なぜ重巡は人気がないのか考える会』第一回提督×文月6-610提督×皐月6-632提督×大井6-683提督×古鷹6-699非エロ:提督×榛名6-707提督×若葉6-758提督×戦艦(和輪姦)6-759提督×木曾6-799小ネタ:反転ネタ小ネタ:荒潮6-841提督×夕雲6-847磯波ちゃん×提督6-853提督×阿賀野6-885『なぜ重巡は人気がないのか考える会』第二回 5スレ提督×電5-11提督×雷5-11提督×鈴谷5-19提督×阿賀野、能代5-42翔鶴輪姦5-82おしっこ我慢雷ちゃん5-84提督×不知火、鈴谷5-94非エロ:提督×千歳5-101小ネタ:酔っ払い最上5-132提督×矢矧5-151加賀→提督×翔鶴5-197提督×矢矧5-210提督×鳳翔5-223提督×熊野5-235非エロ:提督×鈴谷5-245武蔵×提督5-279提督×阿賀野5-291提督×巻雲5-301提督×大井5-324非エロ:提督×長門5-338提督×愛宕5-469非エロ:提督×鈴谷・熊野5-479小ネタ:キスの擬音5-628小ネタ:龍驤5-649提督×時雨5-700小ネタ:提督と雷電5-724提督×長門5-765島風・那珂・瑞鳳5-775非エロ:提督と大井5-777提督×秋雲5-804小ネタ:夕立5-824非エロ:提督×比叡5-829提督×大井5-837 4スレ提督×雪風4-38小ネタ:変態これくしょん提督×伊8:4-79提督×朝潮4-100提督×不知火、天龍、雷4-128提督×夕張4-158提督×長門4-173提督×利根4-200非エロ:女性提督と千代田4-207提督×伊勢4-212加賀×提督4-246提督×妙高4-270非エロ:第一回白露型駆逐艦会議?4-279イクさんと提督4-306非エロ:提督×那珂4-311提督×妙高4-314提督×鳳翔4-347鳳翔×提督4-355提督×熊野4-372非エロ:電と少年4-391提督×皐月4-399提督×伊19:4-408非エロ:提督×古鷹4-432提督×雷4-503非エロ:提督×熊野4-530提督×睦月4-535提督×扶桑4-589小ネタ:潮に電気アンマ提督×加賀、雷4-623提督×千歳4-669提督×熊野4-731非エロ;提督×秋雲4-768提督×大井4-782提督×不知火、鈴谷4-916 3スレ非エロ:提督×響3-16非エロ:提督×瑞鳳3-19提督×加賀3-21非エロ:提督×磯波3-22非エロ:提督×秋雲3-37提督と吹雪、摩耶、長門3-46非エロ:提督×秋雲3-68提督×比叡、金剛3-74小ネタ:提督×榛名3-82提督×叢雲3-92提督×長門3-122蒼龍×提督3-132非エロ;夕張・加古・古鷹3-157天龍田3-164提督×瑞鶴、翔鶴3-183提督×那智3-206提督×北上3-267電3-298小ネタ:響、時雨3-317提督×北上3-375提督×熊野3-413磯波×提督3-433小ネタ:第七駆逐隊、神通、誕生日、榛名提督×如月3-443提督×漣3-461非エロ:提督×ヲ級3-472最上3-493提督×伊19:3-509提督×伊58:3-530龍田(ふたなり)×天龍3-569提督×伊58×霧島3-650 2スレ1スレの投下数まとめ2-3提督×島風2-46中年オヤジ提督×陸奥2-51提督×夕張2-127 ※前編のみ非エロ:提督×龍田2-191提督×加賀2-199提督×祥鳳2-211提督×不知火・鈴谷2-235非エロ:提督×由良+第六駆逐隊2-222非エロ:提督×由良2-281提督×榛名2-350提督×足柄2-390ほろよい霧島さんとヤンキー提督2-406提督×摩耶2-429提督×日向2-445提督×時雨2-492ハーレム状態の提督が天龍に怒られてから仲直りするまでに駄目になったり怒られたりして最終的には不知火とエロいことする話2-510屋根直してくる(提督×扶桑)2-520提督×第七駆逐隊(漣、朧、潮、曙)2-531非エロ:提督×北上2-550小ネタ2-27金剛四姉妹ネタ2-323提督×天龍、提督×加賀2-597非エロ:長門2-645提督×龍驤2-683提督×龍驤2-683 ※逆レイプ分岐提督×伊168・2-665非エロ:提督×瑞鶴2-730提督と妙高姉妹2-754提督×木曾2-761提督×金剛、提督×比叡2-768非エロ:金剛と比叡2-798非エロ:提督×金剛2-825提督×暁2-842提督×時雨改二、夕立改二2-855 1スレ提督×ちとちよ1-16扶桑姉妹1-22提督×電雷1-68天龍田1-69非エロ:提督日誌1-136提督×川内1-140小ネタ:センカンロンパ1-250金剛×榛名1-270龍田×天龍(ふたなり)1-198提督×隼鷹1-227小ネタ:変これ仕様書 金剛編1-268提督×赤城1-280提督×雷、叢雲、響1-325提督×扶桑1-340提督×山城、扶桑1-358ロシア兵×響(ヴェールヌイ)輪姦1-369提督×響1-383提督×不知火、陽炎1-420賠償艦1-429提督×金剛、扶桑、千歳、千代田、加賀1-435鳳翔1-440扶桑、山城1-446提督×魔法少女羅針盤1-475提督×不知火、愛宕×ショタ提督1-501初春×提督1-477提督×不知火1-484提督×龍驤1-490提督×不知火、初春、伊58、霧島、天龍、涼風、愛宕、ヴェールヌイ1-564提督×元艦娘1-577提督×金剛1-587龍田(ふたなり)×天龍 、皐月(ふたなり)×天龍1-616提督×不知火 提督×鈴谷1-638羽黒×提督、提督×不知火1-626提督×扶桑、山城 鳳翔1-645非エロ:提督×電1-655提督×千歳、千代田1-671提督×空母ヲ級1-677非エロ:提督×瑞鶴1-715非エロ:提督×翔鶴、瑞鶴1-734長門(ふたなり)×金剛型四姉妹、由良(ふたなり)×加賀、北上(ふたなり)×五十鈴1-740
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新しい提督が着任してきて数ヶ月が経った。 少なくとも現在の鎮守府は平和だ。 もちろん戦時中なので戦闘はある、が現在の提督は的確な編成と負担の軽減を優先させる戦術で 戦果自体は極々平凡ではあったが轟沈する艦娘が出たりはしていない。 秘書艦を務めている不知火は今日も黙々と司令室で仕事に励んでいた。 戦闘に赴くことはもちろんあるがそれ以上に遠征に向かう艦隊の編成や ランニングコストの計算、上層部からの命令への対応や他の艦娘達から上がってくる要望の処理など そういった仕事のサポートをする為、必然的に司令室にいることが多くなる。 そして不知火にとって今の提督はある意味理想的な上官と言えた。 今までも秘書官を務めたことは何度かあるが 何故か大体がこちらを無理やり弄ろうとしてきたりコミュニケーションを強要しようとしたり または何かを期待するような目で息を荒げて馬鹿な行動をとってくる提督ばかりだったからだ。 とはいえその手のセクハラはどこの鎮守府でも多かれ少なかれ行われているとは聞くし 中には共に退役してゴールインしてしまった提督と艦娘もいるらしいが。 その点現在の提督は相手に合わせたコミュニケーションを取れる人物であり 不知火としては仕事に集中しやすい時間を用意してくれる。 少なくとも上官として好意を抱ける提督ではあった。 今日までは。 「司令、書類の作成は全て終了しました。ご確認をお願いします」 時間は既に深夜だった。 遠征隊がちょうど同時に帰還したり、上層部への報告書作成や資源状況の整理などを今日中に処理しなければならず 提督と不知火はこの時間まで仕事に追われていた。 「ん? ああ」 書類へのサインに忙殺されていた提督が不知火を見る。 「わかった、確認しておく。こんな時間までご苦労だったな」 そう言うと提督は無造作に不知火の頭に手を乗せて軽く撫でた。 「……不知火の頭を撫でないでください」 とっさのことで反応に困った不知火だが表情も変えずに抗議の声を上げる。 他の駆逐艦が頭を撫でられて喜んでいる光景は何度か見たことがある。 駆逐艦は他の艦より精神年齢が幼い娘が多い。 提督は割と懐かれているため頭を撫でられるとほとんどの駆逐艦達は喜んでいたのだが 自分も同じように扱われるのは少し納得がいかない。 「嫌か?」 こちらの心情を知ってか知らずか微笑みつつも頭を撫でるのをやめない提督を睨む不知火。 「命令でもダメか?」 言葉につまる。 不知火にとって命令は絶対だ。 多少なりとも理不尽でも艦娘として上官の命令には従う義務があると不知火は考えている。 もちろん今までは理不尽すぎる命令に関してはそれ相応の対価を支払わせてきてはいるが。 「……ご命令ならば……」 この状況に関しては非常に微妙な気分なのでそう言うしかない。 頭を撫でられていた艦娘の気持ちがなんとなくわかってしまいそうな気がして あえてその感情を振り払うつもりで提督から顔を背けた。 隠しきれない感情がうっすらと、しかし確かに頬に赤く浮き出ていることには気づかずに… ************* キス島に出撃した艦隊が帰還した。 その構成は全艦駆逐艦からなる艦隊である。 主力艦隊の撤退を支援した後、全速力でキス島海域を離脱するという非常に危険度の高い任務であったが 不知火を旗艦とする駆逐艦隊は損害を浴びつつも一隻も欠ける事なく無事生還したのだった。 「よくやってくれた…」 提督が安堵と疲労感の入り混じった声を第一艦隊の艦娘達にかける。 無事に戻ってくるまで珍しく仕事も態度もソワソワしていて手についていなかった、とは 後で現在の第一艦隊の艦娘達が他の艦娘たちより聞いた話である。 無事生還を祝った皆の前でひとしきり感謝の言葉を語りつつ提督は一人ずつ頭を撫でていく。 暁はいつものように顔を赤らめながら怒ったように 響は態度こそ変えないものの目を瞑って気持ちよさげに 雷は心の底から嬉しそうに 電は恥ずかしがりながらも笑顔で 島風は満面に得意げな表情を浮かべて提督の祝福を受けた。 そして最後に旗艦を務めた不知火に「本当によくやってくれた、お前のおかげだ不知火」と声をかける。 対する不知火は表情一つ変えず「任務ですから」とそっけない返答を返し、皆を苦笑させるのだった。 その数時間後、修理を終えた不知火は司令室のドアを叩いた。 「不知火です、修理は完了致しましたので任務に復帰します」 「ああ、入れ」 いつもどおりといえばいつもどおりの光景ではあるのだが、微妙に部屋の空気が違っている、ような気がする。 「出撃のすぐあとで疲れているだろう、今日は無理しなくていい」 「それはご命令ですか?」 普段も無愛想な不知火だが、それでもいつもに比べて態度が少し刺々しい。 それを感じ取った提督が苦笑しつつ不知火に近づく。 「とにかく今回はご苦労だった、何か一つ私的に言うことを聞いてやりたいんだが何かないか?」 「今回のこともいつもと同様 任務 です。不知火が特別に褒められるようなことはしていません」 労う言葉にもそっけない不知火の態度に笑いをこらえる提督。 「本当に仕方のないやつだな、では命令だ不知火。今回の働きに対してして欲しいことを言え」 「そんなことを言う暇があるのでしたら…」 「 自分の仕事を進めろ というのは除外でな」 「……」 先手を打たれて不機嫌な表情になる不知火。 してほしいこと…と言われて何故か脳裏に頭を撫でられて嬉しそうだった駆逐艦娘達の表情が浮かぶ。 以前頭を撫でられた感触は不思議と消えずに不知火の記憶に残っていた。 「では…その…不知火も頭を…」 思わず言いかけてハッとして言葉を切る。 しまったという顔をした不知火が腕を引かれて提督に抱きしめられたのは次の瞬間だった。 不知火を抱きしめたままそのままもう片方の手で頭を撫でる提督。 「…不知火は抱きしめて欲しいなどとは一言も言っていませんが」 ドスの効いた声で不知火が抗議する。 「仕方がないだろう」 「何が仕方がないのか不知火にはわかりません」 「不知火が可愛すぎるんだから仕方がない」 「…ッ!?」 思ってもみなかった言葉に不知火は硬直してしまった。 「…それは理由になっていないと思います」 「そうか?」 糠に釘な調子で提督は不知火を離さない。 「それとも皆のいる前で頭を撫でられたほうがよかったか?」 ビクッっと不知火の体が跳ねそうになる。 普段からこんな態度の自分があんな場所でそんなことをされたら格好のからかいの材料になるだろう。 なんということはない、提督は提督なりにあの場で不知火に気を使っていたのだ。 それでもこんな不意打ちをされて不本意であることには変わりはない。 「ですが不知火は…」 「命令だ不知火。このまましばらくいさせろ」 およそ命令とは思えない優しげな声が不知火にかけられる。 「…ご命令…ならば」 命令という名の名分ができたからかどうかはわからない。 だがその言葉をかけられた数秒後、強ばってた不知火からは力が抜け提督にその身を預けてきた。 黙って不知火の頭を優しく撫で続ける提督。 胸に顔を埋めた不知火の表情は提督からは見えなかったが 部屋の中は数分後とはまるで違う優しい空気に包まれていたのだった。 ***************** 「司令、お茶が入りました」 「ああ、ありがとう」 お茶を受け取りながら不知火の頭を撫でる提督。 最近は不知火も慣れたのか、撫でられて感情を出すことはなくなったようだ。 執務室にいるときもだいぶ表情が柔らかくなっている…ような気がする。 しかし今日は少し不機嫌そうであった。 提督は先ほどの出来事を思い出していた。 「…あぁ?」 「…司令への侮辱的な発言は不知火が許しませんよ?」 「へぇ、面白い。許さないってんならどうするってんだ?」 「……」 そもそもは大したことのない会話が原因だった。 「しっかしうちの提督ってのは変わってんなー」 「あん? 例えばどういうところが?」 摩耶と天龍龍田が廊下で立ち話をしていた。 「あ~なんとなくわかる気がするわ~」 「いやだから何が?」 話についていけない天龍が何なんだよという表情で二人に聞く。 「だってよー、部下で戦力って扱うのはわかるけど、あたしら全員女だぜ? 他のところじゃ浮いた話の一つや二つじゃすまないだろ?」 「あーそ-いうことか」 「そうね~中にはゴールインしちゃった娘もいるらしいわね~」 「そういやセクハラが過ぎて憲兵にしょっぴかれて軍法会議にかけられた提督もいたっけか?」 とまぁこんな話である。 だが、たまたま不知火が通りかかった時の摩耶の言葉 「あれじゃねーの?実はホモとか(笑)秘書艦もずっとあの色気のねー殺伐駆逐艦だし」 そう言ってカラカラ笑う摩耶。 別に他意があるわけではなく、裏表がなく口の悪い摩耶のいつもの調子で出た言葉であった。 だが足音も立てずに3人に近づいた不知火が殺気満々で摩耶へ言葉をかけたのであった。 「不知火に対する言葉は別に構いませんが司令への無礼な発言は見過ごせません」 そして上記の状況につながる。 「ま、まぁまぁお前ら。喧嘩はあんまりよくねー…」 「あ゙?」「摩耶さんとお話中ですので天龍さんは下がっていてください」 「ひぃっ!」 摩耶と不知火のガチな殺気に当てられて咄嗟に龍田の後ろに隠れる天龍。 龍田はあらあら困ったっわねーという笑みを浮かべながら本当に困っている様子。 まさに一触即発のその時であった。 「お前達何してるんだ?」 当の提督本人が廊下の影なら現れた。 「こいつが」「摩耶さんが」 「実はね~カクカクシカジカなのよ~」 二人の発言をあっさり遮って事のあらましを簡単に説明する龍田、ちなみに天龍はまだ少し涙目である。 それを聞いた提督は心底呆れたように一言 「…アホか」 「他人のことを言うんなら先に自分が作ってからにしておけ」 と艦娘には難しいであろうことをあえてあっさり言い放って摩耶を黙らせる提督、そして不知火にも 「そんな言葉にいちいち反応するな、キリがないぞ」 「チッ、わかったよ」 「…了解しました」 渋々矛を収める二人、この状況での一番のMVPは龍田で間違いないだろう。 何はともあれこの騒動はこれで収まったのであった。 執務室での作業中、珍しく何度かちらっと提督に目線を送る不知火。 それに気づいた提督は不知火に声をかけた。 「どうした、何かあるのか?」 「いえ、私的な質問なのですが」 「うん」 お茶を飲みながら先を促す提督。 「司令は普段からの性欲をどう処理しているのですか?」 「ブッ!!!」 思いもよらない言葉にお茶を吹き出す。 「……いきなり何なんだその質問は……」 「他所の鎮守府では部下へのセクシャルハラスメントや休暇を利用しての風俗街廻りで処理していると聞いたことがありますが 指令はお休みも取られませんし気になった次第です。それともまさか本当に…」 「そんなわけ無いだろう、人並みかどうかは知らんが性欲ならある。聖人君子じゃあるまいし」 「では?」 この先を自分の口から言わせるのか…と、提督が恨めしそうな目で不知火を見るが 不知火の表情はいたって真面目である。 「…適当に自慰で処理をしている。これでいいか」 もうどうにでもなれという表情でぶちまける提督。 性欲がないわけではない、だが自分の大事な部下をそういう対象にはしたくなかったし 何より仕事が忙しすぎてまともに休みが取れなかったのだ。 まるで逆セクハラだと言わんばかりに渋面の提督 だが不知火は全く表情を変えないまま「では不知火がお相手いたしましょうか」 「は?」 鳩が豆鉄砲を食らったような顔になる提督。 え、ちょっと待て、何言ってるのこの娘。というかこれ不知火だよな? 不知火がこういうこと言うか? 大混乱の提督。 「欲求不満で仕事に支障が出られたりすると不知火も困ります」 「いや、別に今までも支障とか出してはいないだろう? 第一そういうことをさせるのは…」 「不知火では…お嫌…でしょうか?」 不知火の目は真っ直ぐに提督を見つめている。 頼みますか? コマンド >Yes >Yes 「ああもう!」 提督は諦めたように頭を掻くと 「じゃあ、してもらうが…嫌だと思ったらやめて構わないからな」 「はい」 返事をして提督の傍に近づく不知火。 しかしそこから何をするわけでもなく立ったままだ。 「……不知火?」 「司令、不知火はこの方面の知識には著しく疎いです。なのでご指導、ご鞭撻お願いします」 天を仰ぐ提督、つまりやり方がわからないので教えて欲しいということか。 「わ、わかった…じゃあ、手でやってくれ、やり方は…」 提督の指示に従い、不知火はぎこちなく提督のズボンのジッパーを下げ一物を取り出した。 さすがに興奮よりも困惑の方が優っていて勃ってはいない。 「これが提督の陰茎ですね。それで、どうすればよろしいでしょうか?」 状況に振り回されている提督とは逆に、不知火はじっと提督の一物を見つめて指示を待っている。 「はぁ…そうだな、それを手でしごいてくれ。乱暴にはしないでくれよ」 もうどうにでもなれという提督は不知火にやり方を教えていく。 「クッ…」 わずかに体温を伝える手袋の感触が提督を包む。 『あの』不知火が自分のモノをしごいている。 そう考えると急激に股間に血が集まっていくのがわかった。 「あ…」 不知火の手の中で急激に勃起してゆくペニス。 「…司令…これでよろしいのでしょうか?」 竿をしごきながら上目遣いに提督を見る不知火。 その様子が妙に可愛らしく、さらに肉棒は硬さを増してゆく。 「ああ…もう少しだけ強くても大丈夫だ」 股間の快楽に耐えながら不知火に指示を出してゆく。 「そう…もう少し動きを早く…ッ…」 忠実に指示を実行する不知火の手の中で肉棒は更に膨らんでいく。 先走り汁が手袋を汚し、潤滑油としてヌルヌルと肉棒に刺激を与えてゆく。 (マズイ、そろそろ出そうだ…って、あ…) 今の状態、つまり提督の目の前で不知火が奉仕してる状況 このまま出すと行き先は不知火の顔に… 「ま、待て不知火! このままだと出る!」 「…はい、射精されるのですね。それなら不知火にもわかります。どうぞお出しください」 ごく基本的な性教育かなんかでの知識でしかないだろう答えは、提督の問の答えにはなっていない。 そのままさらに手の動きを早める不知火。 「ク……だからちょっと……!!」 待てと言おうとした提督だが、これまでより少しだけ力を入れた不知火の手がカリを刺激した瞬間 欲望の先端から白濁液が放たれ、不知火の顔を存分に汚した。 さすがにびっくりした様子の不知火、だが 「これが精液ですか、こんなに勢いよく出るとは思いませんでした」 なおも緩やかにペニスをしごきながら冷静につぶやく。 顔を精液に汚されながら動じない不知火を見ていてなんだか妙に腹が立ってくる提督。 「…不知火」 「はい」 「…次は口できれいにしてくれ」 「口で…ですか?」 ここまでくるとある意味やけくそになってくる、断られたら断られただ。 だが… 「これで…チュッ…よろしいのでしょうか?」 不知火は迷うことなく肉棒の先端に舌を当ててきた。 一度精を放った直後だというのにその一舐めで元気を取り戻し始める肉棒。 「…司令」 「なんだ?」 「苦いです」 「まぁ…そうらしいな」 さすがそんなもの舐めたことないのでわからないが一般的には苦いらしい。 「やめておくか?」 一応聞いてみるが不知火は 「いえ、まだ十分ではないようですので」 と躊躇なく口をつけてきた。 「ああ、そうだ。次は裏のところを舐めるように…」 提督の指示に従って見ようによっては夢中で提督のペニスを舐め回している不知火。 その様子は見る人が見れば女版バター犬といったところだろうか。 すっかり硬さを取り戻した肉棒を前に、一旦不知火が舌を離す。 ツーッとペニスと不知火の舌のあいだにヨダレが糸を作る。 「この後は…どうすれば…」 自身の行為に多少は何かしらのことを感じているのだろうか、微妙に不知火の息が荒い。 「そうだな、ゆっくりでいい。口で咥えてくれ…歯は立てないでくれよ?」 すっかりその気になってしまった提督が言うと不知火は 「…ふぁい…こうれひょうか…」 と提督の肉棒を口に深く咥え込んだ。 そのまま提督の命ずるまま口全体で肉棒を刺激し、舌で先端を舐め上げ、ゆっくりではあるが頭を振る。 その度に不知火の口からヨダレと先走り汁の混じった液体がこぼれ、ジュボジュボと淫猥な音を立てる。 懸命に刺激を与えようとしてくる不知火の頭を優しく撫でてやると、僅かではあるがうっとりとした表情を浮かべた。 「不知火…出すぞ…!」 コクッと頷くと今まで教えたことを可能な限り同時に行って提督を射精に導こうとする。 その行為によって一気に絶頂に達する提督。 「クッ…不知火!」 不知火の口の中に欲望の塊が放たれてゆく。 「ン!…ンンンンンッ!!」 しっかりと肉棒を加えたまま一滴もこぼすまいと口をすぼめる不知火。 ドクンドクンと提督の全身を脈打たせながらようやく射精が止まる。 射精が止まるのを待ち、そのまま精液をゴクリと飲み込んでしまう不知火だったが 「ゴホッ!ゴホッ!!」とむせてしまう。 「だ、大丈夫か?」 と背中をさする提督だが 「……不知火?」 「………」 不知火の体が熱い。 「もしかして…感じていたのか?」 「不知火には…よく…わかりません」 もしかすると初めて体験しているであろう感情を無理やり押さえつけようとしているようにも見える。 「……不知火」 もう一度名前を呼ぶ。 「……はい」 珍しく目線をそらし、微妙に頬が赤らんでいる不知火。 「まだ続けても…良いか?」 「……ご命令……ならば」 「……命令でなければ、ダメか?」 「………」 しばしの沈黙 「……不知火は……」 「……」 「不知火は司令に……続きを教えていただきたい……です……」 最後は消え入りそうな声で懇願する不知火を抱きしめるとそのまま唇を奪う。 一瞬ビクリとする不知火だが、すぐに力を抜きその体を預けてきた。 司令室に置いたままの布団を広げ、不知火を寝かせる。 背中を優しく撫でてやるたびにピクッと反応する不知火の身体。 「司令……」 いつもならば決して見せない不安げな表情の不知火を安心させるように頭を撫でてやる。 「ん……」 撫でるたびにいつもは鋭い眼光を宿す不知火の目に陶酔感が混じってゆく。 そして不知火の控えめな胸を服に手を入れてブラ越しに 引き締まったヒップをスパッツ越しに優しく撫でてやる。 「はぁっ…くぅん!」 未知の刺激に対して必死に声を抑えようと抗う不知火。 もしかすると自分で弄った事もないのだろうか そんなことを思いながら提督は不知火の秘所に手をのばす。 「あ…司令…!」 既にスパッツに包まれた秘所はこれ以上ないほどに蒸れていた。 あえて脱がさずにスパッツの上からスジをなぞり、ぷっくりと浮き出ている突起を刺激する。 「ひゃぅ…! し、司令! そ、そこはだめです、そこを触られると不知火は変になります!」 「…どう変になる?」 「よ、よく…あっ…わかりませっ…んん…!」 既にスパッツの向こう側からはっきりとした水音が聞こえてくる。 たまらずスパッツの中に手を滑らせ、直接そこを弄るはじめる提督。 スパッツの中のムァっとした熱気とともに不知火の愛液が手に絡みついてくる。 「ッ…!ッッ!!…ンッッ!!」 必死に声を抑えるために提督にしがみつき歯を食いしばる不知火だが もはやそれも提督をよりいっそう興奮させてしまう行為でしかない。 なおも不知火の秘所を弄りながららもう片方の手でスパッツを膝まで脱がす提督だが あまりに頑なに声を抑える不知火を見て悪戯心を抱いてしまう。 「…不知火」 「は…はい……司…令」 パッと見焦点の合っていない目で答える不知火に提督は悪戯っぽく声をかける。 「『命令』だ。声を抑えるな」 「……え……?」 そう言うやいなやスパッツを脱がされた不知火の秘所に舌を這わせる提督。 ピチャピチャといやらしい音を立てながら提督の舌が不知火のぷっくり充血した割れ目を、皮を剥かれたクリトリスを蹂躙していく。 「あっ!…クッ…はぁッ…!!」 「不知火…命令だぞ?」 「で……ん!…ですが…!」 今は夜だが消灯時間ではない。 こんなところで声を上げたら絶対に誰かに聞こえてしまう。 そう必死に考える不知火に対してなお「命令だ不知火」と提督は声をかける。 不意に強くクリトリスを吸われた瞬間、不知火の中で何かが弾けた。 「…あっ…あっ…し…れい…!司令!!」 提督の顔を逃がさないとでいうかのように太ももではさみ、与えられる刺激に嬌声を上げる。 普段の彼女からは絶対に想像できない姿に興奮と愛しさを覚えつつ 頬に当たるハリのある太ももの感触を楽しみながら不知火を責め続ける。 「司…令…!なにか…きます! だめです!ダ…ダメで…!!」 そう言った直後、大きくビクンと跳ねた不知火の秘所から大量の愛液が吹き出て提督の顔にかかる。 はぁはぁと荒い息を付きつつ、提督は不知火を見る。 不知火もまた荒く息を付きながら放心した表情を見せている。 身体はまだ時折小さくビクッと跳ねている、どうやらイってしまったらしい。 「…不知火」 声をかけるとハッと我に返った顔で提督を見る。 そしていきなり謝ってきた。 「申し訳ありません、不知火の落ち度です…司令にしてさしあげなければいけなかったのに…」 「ああ、それなら大丈夫だ」 苦笑しながら体をずらして肉棒を見せる提督。 それはこれまで見た状態に比べて更に大きくなり、ビクビクと震えていた。 「不知火が可愛すぎたからな」 そう言いつつ言葉に詰まっている不知火を抱きしめ耳元で囁く。 「じゃあ…いいか?不知火」 その言葉の意味するところはさすがに不知火にもわかった。 その上で微かに、だが確かに微笑みながら呟いた。 「はい…司令のお望みのままに…」 ゆっくりと不知火の割れ目をこじ開けながら提督の肉棒が中に入っていく。 さすがに痛みがあるのだろう、戦場ですら見せない涙を滲ませる不知火だが 「大丈夫か?」という提督の声に「大丈夫…です」と気丈に言葉を返す。 提督もできるだけゆっくりと不知火の中に入ってゆく。 膜は既に戦場での激しい動きにより破れてしまっていたらしく 血は流すことなく、ようやく提督は不知火の一番奥深くまで辿りついた。 頑張った不知火にご褒美と言わんばかりにキスをして 舌を口内に入れると躊躇いがちながら懸命に舌を絡めてきた。 「ゆっくり動くからな…」 そう言って言葉通り徐々に腰を動かす提督。 何度か抽送を繰り返し、体をあちこち愛撫しているうちにだんだん不知火の体もほぐれてきたようだ。 苦痛しかなかった声に噛み殺したような喘ぎ声が混じっている。 更に抽出を続ける提督はだいぶ力の抜けてきた不知火に声をかける。 「言ったはずだぞ不知火。声は抑えるな」 (それだけは…)と訴える不知火をあえて無視して、少し強めに突き入れた。 「アゥッ…!」 指をかんで声を押し殺そうとする不知火の腕を提督は優しくどけると 「もう一度言う。『命令』だ。声を抑えるな」と囁き、一転腰を早く動かしだした。 「あっ!…司令!…だめです…!それ以上されたら不知火は……!!」 抵抗の手段を取り払われ、快楽に流されそうになる不知火を一気に押し流すべく 提督はここぞとばかりに腰の動きを早める。 提督自身不知火のきつい締め付けにもう限界だった。 不知火の腕と足が無意識のうちに提督の体に絡みつき二人は深くつながったまま 「あっ!あっ!司令!!司令────ッ!!」 「クッ…不知火!!」 最後に不知火の一番深いところにたたきつけるとそのまま欲望を解き放つ。 今までとは比べ物にはならない量の精液が不知火の膣内に注ぎ込まれてゆく。 その暖かさを感じながら不知火はぼんやりとそのまま気を失ってしまった。 事後:提督 さて、最後までしてしまった…しかも那珂に。 自分で決めていたルールを破ってしまったことに対してはもう言い訳のしようがない。 だが… 不知火が気を失った後にこっそり体の汚れを取ってやったのだが、 その後また床に入って不知火を抱きしめている自分がいる。 最終的にいうと不知火にも言ったとおり「不知火が可愛すぎた」のだから仕方がない とどうしようもない理由付けをしている。 恐らくこの鎮守府内では誰も見たことがないであろう不知火の無防備な寝顔を特等席で見ない などということは今の提督には不可能であった。 明日が怖い気がしなくもないが「まぁなんとかなるさ」と提督も不知火を抱きしめたまま眠りに落ちていくのだった。 事後:不知火 今は真夜中過ぎだろうか。 司令に抱きしめられているおかげで時計が見えない。 どうしてこうなったのだろう、と不知火は自問してみる。 不知火としては昼間に「まるで女として魅力がないかのように摩耶に言われたから」 という理由だけは絶対に否定したいところであった。 とすると不知火は司令に好意を抱いていた、という理由が挙がってきてしまう。 確かに司令は不知火からすれば好ましい人物だったのは確かだが そこは艦娘としての矜持が強い不知火である。 実は司令に恋心を抱いていた、などという理由も正直否定したいところではあった。 しかしこうして抱きしめられて安心感を感じているのもまた否定できない事実だ。 散々激しく動いたおかげか再び眠気が襲ってくる。 また明日考えよう。 『また明日』普段であれば決して考えないようなことを考えていたとは気づかずに 不知火もまた眠りについた。 翌朝 「司令、起きてください」 「ん…」 不知火の声で目が覚めた。 「…」 「おはようございます」 「…ああ、おはよう」 「そろそろ離していただけると助かるのですが」 目の前にあるのはいつもの不知火の顔だ。 いつもに比べて近すぎる距離とお互い裸であることを除けば。 否応なく昨日の出来事が頭をよぎるが不知火のほうはまったく表情を変えない。 「起床時間まで後どれくらいだ?」 「司令の体で見えません」 そういえばそうか、と首を回して時計を見る。 まだ起床時間まで30分以上はあるだろう。 「後30分以上あるな」 「そうですか」 「……」 「……」 「不知火」 「はい」 「後5分このままでいさせてくれ」 「それはご命令ですか?」 「ああ、命令だ」 「…ご命令ならば」 ふぅっと呆れたようなため息をつき、不知火は提督の胸に顔を埋めてしまった。 表情は見えなくなったが提督にとっては心地よい満足感の漂う5分に浸ることができたのであった。 後日談 「ヤッホゥ不知火! 昨日さぁ」 「…なんですか?(ギロッ」 「い、いや、なんでもない…」 陽炎を追い払った不知火は盛大なため息をつく。 よりによってあの時一番近くにいた艦娘はどうやら青葉だったらしい。 止める間もなく噂は拡散され、朝からすれ違う艦娘の様々な視線にうんざりしていたのだった。 ほとんどの艦娘は 「よっ不知火! 聞いたぜ~昨日h」 「天竜さん、不知火に何か御用ですか?(ゴゴゴゴゴ」 「ヒィッ、た、龍田~!」 「あらあら~」 とこのように退けられるのだが同じ駆逐艦たちの「大人になるって羨ましい」オーラと 大型艦勢の生暖かい視線と提督ラブ勢の嫉妬の視線はもう遮り様がないのであえて無視している。 せめてもの償いに司令にはいつもの4割増しくらいの仕事を押し付けて憂さを晴らそうか。 そんなことを考えていると突然肩を叩かれた。 「よっ!」 「なんですか麻耶さ…」 「おめでとさん♪」 「ッ…!」 一言耳元で囁くとそのまま摩耶は走って逃げていってしまった。 そしてそこには真っ赤な顔のままの不知火が取り残されていたのであった。
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艦娘は娘も艦娘になりやすそうだけど息子だったらどうなのか 孫娘にでも受け継がれるのか バレンタイン間近なのに今更節分ネタ投下することをお許し下さい NGワードはいつもので 「きさらぎ星人めー、出ていけー。鬼はー外!」 「いやだぁ…髪が傷んじゃう……」 子供達に豆を投げつけられた如月が余裕な雰囲気ながら悲鳴をあげる。 今日は2月3日、節分である。俺達は子供達を集めて豆まきの行事を行っていた。 今はここにいない艦娘達も神社や老人ホーム等に行っていた。 慰問という役目の他、戦いばかりの艦娘の心のケアや、 三日後の大作戦の舞台である激戦区であるトラック泊地への 日本からの救援活動の成功の為の景気付けという側面もあった。 「みんなー、あと一息よー!それーっ」 「鬼はー外!」 秘書艦であり、妻である大鯨も子供達と一緒にはしゃぎながら豆を投げていた。 「あっ、ちょっと、そこはっ、ふぁああっ!」 最初は余裕があった如月だったが、最後の方は必死で逃げていた。 「ふぅ、鬼は逃げていきましたねー。はい、豆まきは終わりです。みなさん、まいた豆はちゃんと片付けてくださいね。 はい、箒とちり取りですよ。拾った豆は後で年齢の分だけ食べるのですよ」 走り回る子供達に大鯨は愛情溢れる口調で優しく諭した。 俺はそんな心優しい彼女をお嫁さんにできて幸せだなあと心から思ったのだった。 「如月ちゃんごめんなさい。少し熱くなっちゃいました」 「気にしなくていいわよ」 「如月、本当に鬼役ご苦労さん」 「いえいえ。でも子供達が帰っていった途端静かになりましたわね……」 「祭の後って寂しくなりますからね……」 「でも祭の間や、その直前なんかはみんなとても楽しんでるじゃないか。 そういう楽しみがなかったら、人間はただ生きてるだけになっちゃうからな」 「そういう人々の楽しみを守るのが私達の使命ですわ」 「その通りだ如月」 「ふふふ……ところで司令官、お願いがあるんですけど…」 如月が急に色っぽい声になった。 「なんだ?」 「司令官の恵方巻、くださらないかしら?」 「は?」 「ちょっと、如月ちゃん!?」 如月の爆弾発言に場が凍りついた。 「だって私、大変でしたのよ」 「すまん、無茶な事言って…」 「だったら少しくらいは…」 「でも如月…俺の見えない範囲の事は知らないが、そういった事は言わない方がいいぞ。 俺達の前だけで言ってるにしても何気ない時につい出てしまって、 その結果お前が変な事に巻き込まれたらたまったものじゃないからな」 「心配してくださるの?」 「ああ」 「ふーん。でも言葉だけじゃだめよ。感謝してるなら言葉だけじゃなくて形で示さなきゃ」 「…………」 「司令官が私にいつも感謝してるっていう証を……」 「…………」 「……な~んちゃっ…」 「わかった。お前の望み通り俺の恵方巻をやるよ」 「ええっ!?」 「ちょっと!?あなた!?」 俺の返しに二人はただ驚くだけだった。 特に言い出しっぺの如月の表情は『本当にするの?』と言わんばかりな顔だった。 「恵方巻って太いわよねぇ…さあ、いくわよ!」 そう言って如月は俺の恵方巻を口に咥えた。 黒く、長く、太いものである。 如月の小さな口ではかなりキツキツだったみたいだが、 如月は少しずつだが無言で飲み込んでいった。 苦しそうな表情を我慢し、声も出さず口の中に飲み込んでいき、 じっくりと味わっているかのようだった。 やがて味がクセになったのか恍惚とした表情になっていった。 そして大きく黒く太い恵方巻を最後まで咥えた如月は白いものを少しもこぼすことなく、 喉を鳴らしながら飲み込んでいった。 「司令官ったら…ありがとう……好きよ……」 そして感謝の言葉を述べた如月だった。 「どうだ……俺の恵方巻は……?」 「とても美味しかったですわ」 「そうか………俺も食べたかったなあ…… 津発祥で名古屋名物の天むすをモチーフにした恵方巻を…… この日の為にわざわざ奮発したのによ……」 「私達の分も買えばよかったじゃないですか。今夜はここには艦娘は私達二人と大淀さんしかいないわけですし」 「なんつーかつい昔の癖でケチってしまってな。まあお前達には多少細めの巻き寿司にしようと配慮したのもあるが」 「あまり私達を見くびらないでね……それじゃ私は大淀さんの所へ持って行くわね」 「あ、待って。さっき渡しそびれた豆も持ってって。如月ちゃんは確か14個でよかったよね」 「そうよ、ありがとう。それじゃ、あなた達の邪魔はしないから恵方巻をじっくりと味わってね大鯨ちゃん」 そう言ってウインクしながら如月は走っていった。 「如月の奴、最近また前みたいになった気がするな」 「前みたいに?」 「ああ、如月は俺が君と出会う前からの部下の艦娘の一人だからな。君と如月の付き合いよりは短いけどね。 あの子は俺と出会った頃は意味深な発言が目立っていたからな。 ただ俺と君が結婚前に同棲していた頃からはそういう事もなくなっていったのに……」 「もしかしたら私達の関係を心配してああ振る舞っているのかもしれませんね。 私がお嫁さんになったからってそれにあぐらをかいていたらいけませんし」 「それは心配ないさ」 俺はかわいい子に目がない事やスケベな事は否定しないが、貞操概念も物凄く固い。 一人の女性と関係を持ち、大切なものを捧げた以上その女性を大切にしなければならないと思っている。 貞操概念が強すぎる為か他の女性の何気ない誘いですら全力で突っぱねる事もあるから もうちょっと加減できるようにならないと普通の信頼関係すら築けないからそこら辺も気をつけないと。 「でも…もしあなたの年齢が如月ちゃんの倍も離れていなかったら…… いえ、余計な事は考えないでおきましょう。それよりもアレ、しましょ」 「ああ」 そうだ、余計な事を考える必要はない。愛する人に愛を形で伝える。俺達は如月の言葉を思い出していた。 「それじゃ、いきます」 そう言って彼女が西南西を向きながら俺の恵方巻を咥えた。 もちろんこの『恵方巻』は比喩的な意味である。 彼女のテクは一ヶ月前と比べてそれほど上達はしていなかったが、 しばらくご無沙汰だった俺には十分過ぎる刺激を与えた。 彼女に負担をかけない為に自分でも準備していたからかすぐに出してしまいそうになった為、 俺は彼女の頭を両手で掴んでがっちりと固定した。 びゅるっ 尿道を駆け抜けるどろりとした感覚。久しぶりの快感に思わず手に力が入った。 彼女も出される事がわかっていたからか声を出さずに 口内に吐き出された白いものを一滴もこぼすことなく飲んでいった。 放出が終わった事を確認した彼女は俺の恵方巻を綺麗に掃除した。 俺の恵方巻が口の外に出された時に糸がかからないくらい綺麗に掃除されていた。 さて…ここから第二ラウンド、ある意味本番だ。 彼女の潤った蜜壷に俺の恵方巻を突っ込んだ。 激しい音がたったが声を出したわけじゃないからセーフだろう。 加減なんてせず最初から全力でいった。激しい快楽に声をあげそうになったが我慢した。 最初から全力だった為かさっき出したばかりなのにまたすぐに限界が近づいた。 もう出るっ、と言わんばかりに力強く口づけした。声を出さないようという意味も合わせて。 びゅるるっ 今度は尿道を勢いのよくかけぬ感覚。先程の濃厚なものとはまた違った快感である。 俺は想いの丈の全てを吐き出し、彼女もそれを感じながら受け止めていた。 「あったかい……ありがとうございます……」 行為が終わった後、お腹を摩りながら感謝の言葉を述べる彼女に俺の顔も自然と綻んでいた。 「私の中があなたの想いでいっぱいです…これだったら愛の結晶が実りそうです。 早くお義父様とお義母様を安心させたいですね……」 俺も両親を早く安心させたいと思っていたが、少しの不安が俺の頭の中にあった。 「どうしましたか?」 どうやら俺の不安は顔に出ていたようだ。 「子供が産まれることは誰だって不安だと思いますよ。 私だってちゃんと育てられるか、って思う時もありますし」 「不安というのもあるけど、それ以上に俺達のものを 良いものも悪いものも受け継ぐだろうという思いもあるんだ。 例えば艦娘としての力とかだ。艦娘には結婚した子達も君以外にたくさんいるけど、 深海棲艦との戦いがあるからか子供を産んだ艦娘はまだいない。 艦娘から産まれた子供が母親と同じか、 そうでなくても艦娘としての力が遺伝するかどうかはわからないけど、 もし艦娘としての力を受け継いで産まれてきた時 その子の運命はどうなるのかってのが気になるんだ。 おそらく子供らしい生き方をさせてあげる事が不可能に近いかもしれない。 ましてや俺は提督だ。本来ならば公私混同してはいけない立場だから 親として子供に接する事が出来ないかもしれない。 君は『大鯨』の艦娘だから戦いに出す必要もなく、戦い方も最低限教えるだけでいいが、 戦える艦娘なら戦う事を教えていかなければならない。 下手したら子供を戦う為のマシーンにしてしまうかもしれない。 仮に大鯨の艦娘としての力を君から遺伝されても、その運命が潜水母艦大鯨と同じ道を歩む事になり、 君と同じく潜水母艦大鯨の波乱に満ちた道を歩ませてしまうかもしれない。 それに俺自身のダメなものが遺伝してしまったりしたら……」 「…………色々と悩んでいるんですね。でもあまり心配ばかりしていたらいけませんよ。 上手くいく事だって上手くいかなくなっちゃいますから。それにもし子供が産まれてきて、 その子が過酷な運命を背負ってしまったとしてもみんなで支え合えばいいんです。 私だって過酷な運命を背負ってきましたけど、 お父様やお母様や周りのみんなの愛情に包まれながら育ってここまできました。 だから艦娘の子供が過酷な運命を背負ってしまっても、みんなで支え合えばいいんです。 この鎮守府のみんなは優しくて心が暖かい人達ばかりですから」 その言葉に部下達…大切な仲間達の笑顔が次々と浮かんできた。 彼女達ならきっと俺達や、他の艦娘が子を成しても支えてくれるだろう。 「だ・か・ら……あなたもあまり暗い顔しないでくださいね。 あなたが暗い顔をしていたら、私まで暗い気持ちになっちゃいますよ」 「……そうだな。不安にさせてごめんな。だけどもう大丈夫だよ。 君さえいれば遥かな道も超えていけるって信じている。だから、どんな時も守り抜くよ」 「ありがとう…ございます……」 笑顔で答えた俺の言葉にほんの少しだけど不安気味だった彼女の顔が明るくなった。 俺が落ち込んでいたら彼女も暗い気持ちになり、 彼女が暗い顔をしていたら俺まで気が滅入ってしまう。 だけど俺が笑顔でいれば彼女も心が明るくなり、 心明るくなった彼女が笑顔を見せれば俺も明るい気持ちになる。 笑う門には福来たる。昔の人はよく言ったものだ。その意味が今俺にはわかった気がする。 ……さっき余計な事は考えないでおきましょうって言われたばかりなのだから またすぐに落ち込むのだってあほらしいしな。 「それにしても今日の豆まきはとっても楽しかったですね。 子供達も笑顔ではしゃいでいましたし、 それを見ていたら私まで嬉しくなっちゃいました。 私は直接戦っているわけじゃありませんけど、 あなたや私達艦娘が守ってきたものなんだって思うと……」 今の彼女もきっと俺と同じ気持ちなのだろう。 暗い顔なんてしてみんなまで暗い気分にさせるわけにはいかない。 前向きに生きていき、心からみんなが笑いあって生きていける世界を作っていこう。 俺は彼女の笑顔にそう誓った。 ―終― +後書き 以上です エロの部分や、他の艦娘との何気ない絡みよりも 設定考察じみた部分の方が多いのが悩みどころです 恋愛とかその先のことを考えたら人間設定なら特に問題ないでしょうけど 艦船転生系とかだとどんな感じになるのか微妙に気になります 人造人間系だったら戦闘員なのでそういう機能は持ってないとでもできるでしょう まあ公式で定まった答えはないしこれからも出ないでしょうけど…… あとがきはここまでにします。それではまた これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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「夕雲型駆逐艦、巻雲といいます。司令官様、巻雲、お役に立ちますよぉ?」 「…」 新しくウチの鎮守府に加わった駆逐艦娘、名前は巻雲。 「? 司令官様?」 「あ…ああ、ようこそ我が鎮守府へ、巻雲。歓迎するよ」 「はいっ!よろしくお願いしまぁす!」 駆逐艦らしく幼気な見た目、ピンク色の髪、大きめのメガネと服、少し舌足らずで朗らかな喋り方。 ここまで言えば俺の言いたいことはわかるだろう。ドストライク、一目惚れだった。 「ようこそ巻雲さん。駆逐艦の仲間が増えて嬉しいのです」 「ん…巻雲、こいつは電だ」 「電です」 「電さん!巻雲の大先輩です!ここでも先輩ですね、一緒に戦えてうれしいです!」 「そ、そうらしいですね…『前』は面識はありませんでしたけど」 「こう見えてもウチの最古参でな。電、巻雲に隊舎や各施設を案内してやりなさい」 「わかりました。さあどうぞ巻雲さん、ついてきて下さい」 「はいぃ!」 「まずは食堂から案内するのです。間宮さんの料理はいつも美味しくて…」 和気藹々と会話しながら執務室を出て行くふたり。彼女らを見送って、未だ平静に戻らない己の心臓を自覚しながら椅子に座り込む。 常日頃から「一目惚れなど自分に限っては無い」と考えていたが、認識を改めねばならない。 まあ…白状すると、小さい娘は好きだ。気がついたらそういう艦娘ばかりの艦隊になっており、 自らの性癖に絶望しながらも受け入れ、それでも「変態たるもの紳士たれ」の精神に従って艦娘たちには提督として接してきた。 しかし…さすがに今回は、かなり厳しい戦いを強いられることになりそうである… *********************************************************************************** 我が鎮守府には、新しく入った艦娘は一定期間旗艦として優先的に鍛錬を受けるという慣習がある。 新人を戦力として数えられるレベルに引き上げるための措置なのだが、それはつまり… 「司令官様、何でも申し付けてくださいね!」 「あ、ああ…」 そう、その間はずっと秘書艦も務めるということである。必然、彼女と接する時間は長くなる。 「あぁそうだ司令官様、この間頼まれた資料作りができたので、見てもらえますか?」 「ん、うちの艦娘たちの各能力のリストアップか。大変だっただろ」 「はいぃ、でも皆さんが協力してくれたので。お話して仲良くなれましたし」 「そうか…ん、この欄の横の数字は?」 「はい、皆さんが「まだ伸びシロあるなぁ」と感じていらっしゃる項目も一緒に書き込んでみました。どうでしょう、余計でした?」 「イヤ…今まで近代化改修の時はいちいち尋ねていたからな。助かるよ」 「えへへー」 嬉しそうに笑う巻雲。そう、こう見えて秘書艦としても割と有能なのである。 一目惚れしたとはいえ、彼女の性格を掴むまでは判断を保留しようと思っていたのだが、戦闘もまじめにこなす優秀ないい娘であり 彼女への感情はより強くなる一方であった。 そんなこんなで気がつけば巻雲の姿を目で追ってしまうのだが、彼女は何故か仕事以外の時はいつもこちらを見つめているらしいのである。 その意図は不明だが、そのため彼女を見遣る度に目線がばっちり合ってしまうので、その都度俺はごまかしに苦慮することになった。 しかも嬉…困ったことに、「そちら」の方向の知識には疎いようで 一度あられもない中破状態(これが非常に際どい、というか見えていた)で報告しに来たときは正視できなかった。 「どうですか司令官様!巻雲、まだ何かお役に立て…あれぇー?」 「?…うわっ!」 いかん。そんなことを思い出していたらいつの間にか息子が反応していたようだ。 目ざとく見つけた巻雲が近寄ってくる。 「司令官様ぁ、なんか膨らんでますよ?それに…なんだか苦しそう?」 「い、いや!何でもないんだ、ただちょっと最近―」 溜まっていたんだ、とは言えない…ど、どうする。 「ちょっと疲れが溜まってて…」 「あーダメですよ司令官様。ちゃんと休まないと!ほらほら、あそこのベッドで少しの間でも横になって下さい。 巻雲に、何かできることありますか?」 「あ…いや…まぁ…」 俺の中で何かと何かが壮絶な戦いを繰り広げている。やがて― 「…じゃあ、ちょっとさすってもらおうか、な…」 済まない、顔も知らぬ全国の同志諸君。俺は、悪い変態になります… *********************************************************************************** 「…巻雲、こっちに来て」 「はい!」 ベッドに腰掛けた俺の正面に回る巻雲。 「男はな…疲れるとここが膨らんでしまうんだ。巻雲がさすってくれれば良くなると思うんだが」 「ほほー…巻雲、男の人のここ、見たことありません。どうやればよろしいですか?」 「まずズボンのチャックを開けて、取り出してだな…」 「はい…わわっ!」 窮屈な俺のズボンから俺のモノが飛び出す。ありえないこの状況に、既に十分大きくなっていた。 「わー…すっごい腫れてますね。痛いのですか?」 「痛くはないが少し苦しくてな、両手で優しく握って…」 「はい、こうですか?」 袖に包まれた細っこい指が俺の肉棒を包む。 「っ…、そ、そうだ…そのまま、上下にしごいて…」 「こう…ですか…?」 ゆっくりと手を上下に動かす巻雲。 それがどういう行為かも知らずに、言われるがまま男の淫棒を扱きたてる。 「ふあ…硬くて…なんかビクビクしてます…」 「う…もうちょっと…強く握って…いいぞ…」 「あ、なんか、お汁が出てきましたよ?」 「大丈夫だ…巻雲が上手く出来ている証拠だ…」 「そうなんですか…?それならいいのですが…」 健気に俺の愚息に奉仕する巻雲を見て、更に欲望がこみ上げてくる。 「巻雲…その…」 「なんでしょう?」 「しごきながら…っ、さきっぽを、舐めてみてくれないか…?」 「舐める…のですか?」 「ああ…そうすると、もっと気持ちいいと思う…」 「はい、分かりました…ぺろっ」 「っ!」 何の躊躇もなく亀頭を舐める巻雲。その熱くてヌルっとした感触に思わず反応してしまう。 「わっ…びくってしましたけど、大丈夫ですか…?」 「あ、ああ…少し驚いただけだ…続けて…」 「はい…ちゅ、ぺろ、はぁ、ちゅっ、ちゅっ…れろぉっ…」 「はぁ、いい、ぞ、巻雲…先っぽだけじゃなく、全体を舐めまわすように…っ」 「ふぁい…んー…れろぉーっ、はあ、えろーっ、ぴちゃっ、ちゅっ…こんな感じですか…?」 「ああ…」 あの巻雲が、何も知らずに俺のモノを舐めまわしている… 俺の醜い欲望に利用されているとは思ってもいないだろうその献身的な姿に言い知れぬ罪悪感が沸き起こるが、 今の俺にとってはそれも興奮を煽るスパイスでしか無かった。 「れろぉっ…はあっ、ちゅ、ぺろ、ちゅっ、ちゅっ、じゅうう、んくっ…はあ…」 俺の我慢汁と巻雲の唾液でてらてらと光る肉棒を巻雲が舐め上げていく。 その淫靡な光景に、俺の怒張は更に張り詰めていく。 「巻雲…っ、そのまま先っぽを…咥えて、舌動かして…」 「…ぱく、はむ…んく、ちゅっ、ちゅぅ…れろれろぉ…」 亀頭が巻雲の温かな口内に包まれ、ざらついた舌が鈴口を撫でまわる。 その肉感的な刺激もさることながら、拙いながらも俺の指示通りに奉仕しようとする思惟が嬉しくて、限界が近づいてくる。 「…ぅあ…っ、まき、ぐも…全体を、咥えて…っ、吸って…」 「くぷぅ…ちゅぴっ…んん、ちゅっ…ちゅううううっ…」 「…っっ…!」 どぷっ!びゅぷっ、びゅくっ…びくっ… 「わぷっ!こほこほっ、な、なんですかぁ!?」 欲望が巻雲の口内で暴発し、思わず口を離した彼女の顔面と眼鏡を雄汁で汚していく。 その嗜虐的光景に、俺の性欲は萎えるどころかますます昂ってゆく。 「はぁ、はぁ…スマンな。これは気持ち良くなると出てしまうものなんだ」 「ふぇ…?これがですかぁ?」 「ああ…巻雲のおかげで、とても気持ちよかったぞ」 顔についた精液を拭ってまじまじと見つめる巻雲。 「よくわからないけど…巻雲、司令官様のお役に立てたのなら嬉しいです」 「っ…巻雲…」 こんな下衆い事をさせているのに、その健気なセリフに罪の意識で押し潰されそうになる。 同時に愛しさがこみ上げてきて、俺は思わず巻雲を抱きしめていた。 「…し、司令官様?わむっ ん、んん…」 そのまま俺に奉仕していた可愛らしい桜色の唇に吸い付く。 「ありがとう巻雲…お礼をしなくちゃいけないな」 「え…? ふやっ! 司令官様ぁ、そこは…っ」 巻雲を抱き上げて膝に座らせ、ストッキングに包まれた太ももに手を這わす。 「わわっ…し、司令官様、そこさわっちゃだめですようっ…」 「どうして?」 「だ、だって、夕雲姉さんが触っちゃいけないって…」 「触ってたことがあるのかい?いけない娘だな、巻雲は」 「そ、そんなぁ…ひ、ひんっ、やあ…」 ストッキング越しに太ももの内側を撫でる度、俺の腕の中でピクピクと震えながら甘い声を漏らす。 俺への奉仕で自覚なしに発情していたのだろうか?自慰経験もあるようだし、見かけによらずエロっ娘だったようだ。 「ここを触るとどうなるんだ?」 「な、なんかぁ…ふわっとなって…ぼーっとなります…」 「俺がするのは嫌?」 「わ、わかんないです…」 「痛い?」 小さく首を振る巻雲。 「じゃあ気持よくしてくれたお礼に、俺が巻雲のここを撫でて気持よくしてあげよう」 「…っ」 ストッキングと下着越しでも、そこはもう熱く蒸れていることが分かる。 肉芽の場所にあたりをつけて強めになぞると、巻雲の身体がビクビクと痙攣する。 「…っあ、し、司令官様っ…はぁ、はぁっ…はあっ…そこ、びりってきちゃいますっ…」 「ここか…?」 「! ひゃん…そこ、あんまり弄らないでくださいぃ…」 「痛い?」 「痛くはないですけど、きゅんってきて、わ、わかんなくなっちゃいますっ…」 「いいよ…我慢せずにイッてもいいんだぞ」 「い、イくって…? っは、んん、やっ、司令官様、やあっ、やあっ、は、あああ~…っ」 ブルブルと身体を震わせたあと、荒い息を吐きながらくたりと俺に寄りかかる巻雲。どうやら達したようだ。 「気持よかったか?」 「わ、わかんないけど…すごかったです…あの、司令官様…」 「何だ?」 「か、身体、力入らなくて…」 「そうか…部屋に連れて行ってあげるから、今日はもう休みなさい」 「はいぃ…」 「それから…今後も『疲れた』ら、今日のをまたしてくれると助かるんだが」 「…はい…あの、巻雲にも、その…」 「…ああ。してあげるよ」 「んふー…♪ 約束ですよ…巻雲、司令官の…お役に立ちます…」 満足気な顔でまぶたを閉じる巻雲。どうやら眠ってしまったようだ。 今後の鎮守府生活に大きな罪悪感と期待が渦巻く中、俺は巻雲を抱きかかえて部屋に連れて行ったのだった。
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「提督にお知らせがあるみたい・・・」 戦果報告書を提督に提出、先日の南方海域出撃の最終報告書が出来上がったみたい 「おう、ありがとな・・・まぁ、こんなもんだよな、うちは・・・最深部まで行った連中はどんだけ資源ため込んでやがるんだ」 私たちの鎮守府の戦果は通称第三海域を突破したところで終了・・・全体の半分ほどといったところかしら 資源にそれほど余裕のあるわけではない中にしてはなかなかの成績と言えなくもないわね 「しばらくはお休みかしら・・・?」 「そうだなぁ、ボーキサイト以外は見事に消し飛んでるな。(燃料5、弾薬10、鋼材20、ボーキ15000位)海上護衛なんかは欠かさずとして出撃は控える感じだなぁ」 「それに、皆繰り返し出撃してくれたからな。数日はゆっくり休んでもらおうと思ってるんだ」 「わかりました、休暇の旨は伝えておきますね」 「頼む・・・はぁ、しっかしなんだな、こう、書類とにらめっこしていろいろ指示飛ばすのも結構疲れるもんだなぁ・・・」 「珍しく険しい顔をされていましたものね・・・かなり疲れがたまっているのかも・・・?」 眉間をほぐしたり伸びをする提督に声をかける。じっと待っているというのも疲れがたまるものだものね 私たちは実際に動いて消耗は確かにするのだけれど、実は夜戦でも思いっきり砲撃をしたりして少し楽しかったりも・・・ 「提督・・・よかったらマッサージをいたしましょうか・・・?」 「お、マジで?いいの?頼むわー身体バッキバキでなー」 言うが早いか仮眠用のベッドに上着を脱いで寝ころがる提督に苦笑しつつも近寄り 「では失礼いたします・・・ん・・・確かに凝り固まっているわね・・・」 背中に跨りゆっくりと提督の身体に触っていく・・・広い背中・・・この背中が、私たちを背負ってくれているのね・・・ 「扶桑、どうした?」 「あ、いえ・・・少しぼうっとしていました・・・続けますね・・・?」 ・・・ずっと見ていては不審がられてしまうわね、今はねぎらってあげないと 「おぁ~・・・気持ちいい・・・」 「そうですか・・・?ふふ、よかった・・・次は前から失礼しますね・・・?」 よかった、喜んでくれているみたい。鳳翔さんに教わった甲斐があったというものね 「お、おう・・・よろしく頼む」 「はい・・・(ゆっさ)ん(ゆっさ)、どうですか(ぐいぐい)・・・?」 「お、おお・・・これは、すごいな・・・」 「・・・?提督・・・さっきからずっと私を見ていますけど、どうかしましたか・・・(ゆっさゆっさ)?」 「え、あ、あぁ、うん、いや、なんでもない、なんでもないぞ・・・?」 提督の視線を追ってみると、そこにあったのは私の胸で・・・つまり・・・その・・・ 「・・・ずっと見てたんですか?」 「いや、その・・・目の前でゆっさゆっさしてたら目がいっちゃうのは男として当たり前であるというかなんというかだな・・・」 た、確かに提督は立派な男性だものね・・・私の考えが少し足りなかっ─── 「あぁもう、扶桑!」 「は、はいっ!?」 急に腕をつかまれてしまったわ・・・ど、どうしたのかしら・・・? 「お前のおっぱいを吸わせてくれぇー!(エコー付き)」 「・・・は・・・はい・・・?えぇと、急に・・・でも、そんな」 「頼む、頼むよ!目の前であんなにバインバインしてたら我慢できないって!お願いちょっとだけ、ちょっとだけでいいから!」 私の下から抜け出して土下座をしながら頼まれてしまったわ・・・ 「て、提督・・・?その、提督としての矜持というか、そういうものは」 「お前のおっぱいが吸えるならそんなもん地面にたたきつけてやるっ!(クワッ」 「そ、そんなに吸いたいの?」 ぷ、プライドってそんなに簡単に捨てられてしまうものなのかしら・・・!? 「そんなに!吸いたいの!吸うったら吸いたいんじゃー!」(ごろごろ) 駄々までこねて・・・こんな提督初めてみたわ 「あぁ、そんなにしたらカーペットまで・・・吸ったら、おとなしくなってくれますか・・・?」 「うん、する!めっちゃする!」 「わ、わかりました・・・なら、すこしだけ・・・ですよ?」 「ありがとう!」 「きゃっ!?あ、あの、提督・・・?」 急に抱きしめられてびっくりしたわ・・・でも、提督がとても嬉しそう その、言ってることはとても変態さんなのだけれど、どうしてかしら怒れないというか、抱きしめられたらドキドキしてしまうわ・・・ 提督の腕の中は広くて、私がすっぽりと包まれてしまって・・・ぎゅうっと力強く引かれて、こんなにもこの人に触れて ゆっくり頭まで撫でられて・・・温かい提督の指が、私の髪を梳いて背中もなでて・・・ 「ん・・・てい、とく・・・」 さっきまで駄々をこねていたのに急に男の人然とふるまうのはなんだかずるいわ・・・ 「さっきはその、取り乱してごめん。でもほんとに、したいんだ。誰にでも言うわけじゃない、お前だから、頼む」 ずるい、本当にずるいわ・・・そんなふうに言われたらもう逃げられないわ・・・ 「わかり、ました・・・その、やさしく、して、くださいね・・・?」 「努力する」 私の目をしっかりと見て返事を返すと提督は私の服をはだけていって 「ん・・・ぁっ」 露わになった胸に吸い付いてきた 「ん・・・ちゅ、はむ、ちゅっちゅ」 「んゃ、は、ぁう・・・ん、んふっ」 何度も吸い付いてくる提督 力加減、吸い方を変えて、時にはなめたり、甘噛みしてきたり・・・ 「あ、やぁ・・・そんな、一緒に触って、ふぁあ・・・!」 「あ、あ、だめ、そんなに吸ってもおっぱいはでなくて、んぁ、ひゃ、あぁあっ」 「ん、んぅ・・・はぁ、あ、あっぁ・・・ん、ん・・・!」 あぁ、だめ・・・こんなに激しくなんて言ってないのに・・・でも、でも・・・ 「あ、はぁ、あふっ、ん・・・あ、や、あ、あああ・・・あ・・・!」 必死で吸い付く提督がなんだかかわいくみえて・・・なんだか、赤ちゃんみたい・・・ 「ん・・・あ、あ、んっ、はぁ・・・」 「提督・・・、そんなにあわてなくても私は逃げませんよ?落ち着いて、ゆっくり・・・ね?」 提督の頭を抱きしめて頭を撫でてみると、少しだけ動きを落として、まるで、甘えるように 「ん、ん・・・はぁ、あ、ん・・・ふふ」 片方を唾液でべとべとにされたかと思えばもう片方も、ちゅうちゅうと吸われて甘いしびれに満たされる 「はぁ、あ、あぁあ・・・、んく、ひあ、ぁ・・・!」 どれくらい経ったかしら・・・でも・・・かわいいし、もう少し続けてもいいかしら・・・ ぼんやりとそう思っていると急にぽすん、とベッドに倒されて 「はぁ、それ、は・・・あ、あぁ、あ・・・!」 私に覆いかぶさるように倒れてきた彼は、私の胸の谷間に顔を埋めるようにしながら舌を這わせ、両手で揉み始めた 「ん、あ、ぁ、あ・・・はぁあ・・・!」 最初はゆっくり、徐々に大きく、大胆に形が変わるくらい弄ばれ始めた 私はもう提督に求められるのがすっかり嬉しくなっていて、されるがままに快感を享受していた 「ん、はぁ、う・・・私のおっぱい、そんなに好きですか・・・?」 「うん、ずっと触っていたいな・・・」 「はぁ、ん・・・もう・・・ぁ、しかた、ないですね・・・んっ」 言いながら片手を胸から外し、身体中を撫でまわしていく提督 「あ、あぁ、そこ・・・は、ひゃあう!?」 いつしか下腹部・・・さらにその先の秘所にまで手を伸ばされていて 「扶桑、もっと、気持ちよくしてあげるよ」 「あ、あぁ、あ、あ、あぁーっ!あ、ひぁ、あ・・・あっ」 部屋のなかはくちゅくちゅと、私が愛撫されている音と、提督が私の胸をちゅぱちゅぱと吸う音だけが響いて・・・ 「あ、あぁ、あ、ていとく、わたし、も・・・う・・・あ、ああ、ああああああああああぁーーーっ!!」 あたまが、まっしろ、に・・・ 「はぁ、はぁ・・・あ・・・う・・・?」 私は、その・・・達してしまったのね・・・?身体がいうことを聞かなくて、ずっとぼんやり、ふるふると気持ち良くて 「ふぁ、ていとく・・・?あ、んぅ」 いつの間にか胸から顔を上げていた提督に抱きしめられて・・・ 「入れるよ」 ずちゅ 「ふあ・・・!?あ、あぁあっ!」 痛、熱・・・なにか、私の、中に・・・これってまさか、その・・・ 「あぁ、扶桑、扶桑・・・!」 「あっ、やぁっ!提督、これは、あ、やぁぁっ!?」 「とめられない、ほしい、扶桑が全部ほしい!だから、奥まで、全部!」 「うぅっ!?あ、はう、あ、あああぁっ!」 ぐりぐりと、提督の分身が私の奥まで入って、きて・・・ 「あぅ、ていとく、ふあ、あ、あああ!」 「扶桑、扶桑、ふそう・・・!」 ずっずっ、と何度も激しく私の中をかき混ぜる提督・・・そんな激しい行為にも私の身体は慣れていって 「あ、あぅっ、て、ていとく、は、はげし、やぁあ・・・!」 「あ、はぁ、そんな、そこばっかりぐりぐり、ひあ、だめ、あっ、あ、あ・・・!ふやぁ、あつ、あついの・・・!」 「はぁ、はぁ、もう、でる、だすよ!ふそう!」 「あ、あ、あっあぁっ!でるって、や、あ、あ、あああああああああっ!」 ドクン、と一際私の中で大きくなってから、びくびくと震える提督 私の一番奥にびゅっ、びゅっと流れ込んできて・・・ 「は、あ、やぅ・・・私の、なか、に・・・あ、はぁあああぁ・・・!」 「あ、あの・・・提督・・・いまのは、その」 「ごめん、我慢できなかった・・・よっ」 「んあ!?あ、やぁあ・・・!?あ、あ、ひぁあっ」 「ごめん、一回じゃ、終われ、ないから・・・っ」 私の中の提督は硬さを維持したまま私を攻め始めた 「ん、はぁ、あ、んっ!ん、んん、んむ、ぷは、あむ、ちゅ、ん、んんんっ!」 「はぁ、ふそう、ふそう・・・!」 「はぁ、あ、なんだか、さっきより、んく、う・・・!」 「この角度がいいのかな?」 「ふああ!?あ、ひ、あ、あああっ!あ、あぅ、ひああ・・・!」 「うぁ、あ、あ、なに、わたし、なにか、きて、あ、あ、あぁあ・・・!」 「う、やば、またもう、でるっ!」 「「あああああああっ!」」 「ふあ、あ、また、なにか、びくびくって・・・」 「はぁ、はぁ・・・ふう、う・・・」 「はぁ、はぁ、ていとく・・・ん・・・」 チュンチュン 「う・・・?あ・・・さ・・・?」 あら・・・?確かさっきまでお昼だったはずなのに・・・? 「扶桑、おはよう」すりすり 「提督・・・おはようございます」 私たちどうして裸で抱き合って・・・あぁ、そういえば、私たちは一線をこえて・・・ 「ごめんな、痛かったろ・・・?次はもっとやさしく気持ちよくしてあげるからなー」 「はい・・・あの」 「うん?」 「次はもうちょっとムードを出してお願いします・・・。あれではなし崩しに抱かれた感じがして・・・」 「わかった、善処する」 「姉様ー!?昨日はどこにいってらしたのですかー?朝見たら部屋の中にいなくぁwせdrftgyふじこぉ!?」
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428 名前:2-683[sage] 投稿日:2015/03/13(金) 13 07 12 ID zciMEekA 「のわきー! しょるいおわったから遊んでくるね!」 流石です司令。 身の丈に合っていない椅子から飛び降りるように立ち上がった司令は、年相応に駆けて執務室を出て行った。 目で追ったあの背丈も背中も肩幅も、この鎮守府のどの駆逐艦にも及ばない小さな体躯であるのに、 働きぶりは立派なものだとつくづく舌を巻く。 と言っても流石に執務を全てあの司令が一人で背負っているわけではないのだけれど、 それでも肉体年齢としてはまだ未熟というハンデがあるために、あの司令を見くびる艦は一隻とて存在していない。 物思いに耽るのも程々に、一先ずは自身に残る責務を果たすためペンを握り直した。 あの司令の父は昔からの持病を理由に椅子を子息に譲って早くに退役したが、 書類上ではそのようなことにはなっていない。 つまり、上層部には報告せずこのような環境になった。 ただし完全に隠居に入ったわけではなく、治療の傍らに裏から子息を補佐することもあるらしい。 全ての艦を一堂に会して退役を知らせた、 皺が出来始めた顔で申し訳なさそうな念を漂わせたあのときの様子は今でも憶えている。 うまく鎮守府を動かしてきた人ゆえに残念であったが、同時に初めて失望も覚えた。 命のやり取りがついて回る軍に子供を置くなんて、と誰もが考えただろう。 "前"のときも、そして今もこのような事例は聞いたことがない。 だがその失望に包まれたのも僅かな間だけだった。 「……ん? 司令、野分に何かお求めですか?」 庁舎の壁に向かって野球ボールを投げている司令をベンチから遠目で眺めていると、 不意に司令はそれを中断してこちらに駆け寄ってきた。 私の名前の由来には及ばない程度の風が司令の軍帽を吹き飛ばそうとし、 司令はその軍帽をグローブを持っていない方の利き手で抑えている。 「遊んでたらおなか空いたよう」 「ではおやつにしましょう。今日は何がいいですか?」 「のわきの作るものならなんでもいい!」 幼くして感情のままに他者を喜ばせるとは、流石です司令。 その無垢で快活な笑顔を見せられてしまうと、戦いのことなど忘れてお菓子作りに耽ってしまうではないですか。 「おんぶー」 背中を向けて屈んであげると、司令は迷いなく私に乗艦した。 難なく立ち上がる。私が艦である以上、人の子一人乗せるなど何の苦もない。 ないのですが。 「重くなりましたねえ司令」 「えー? メタボリック、シンドローム、なのかなあ?」 「そういう意味ではないですよ」 そんな言葉まで知っているとは流石です。 司令の体調管理は司令のお父上やこの鎮守府の艦が気遣っていますから、司令が言っているようなことはありません。 人の子の成長は早いことを実感しながら私は庁舎へ戻った。 「司令、"野分"の言葉の意味ってご存知ですか?」 「ううん、知らない。どういういみなの?」 「お父上に聞いてみるといいですよ」 この司令は、何事も吸収が早かった。 人の子とは総じて頭が柔らかいらしく、 退役を宣言してからも指導のために残った父を迅速に病魔の撃沈へ専念させた。 執務も艦隊指揮もまともにできるようになってしまった司令を、そうさせた父を、誰が軽蔑し続けようか。 それでもそれは与えられた知識の範囲内での話で、逆に知っている必要のない古い言葉は知らないようだ。 この司令はあくまでも、この鎮守府をあたかも父が運営しているように周囲に誤解させるために仕立てられたのだ。 大人の勝手な都合で島流しの憂き目にあった司令は、やはりまだ子供なのだ。 自分勝手だとは思うがそれでも。 子息を成熟していないうちから利用してしまう事になってしまうが危険に晒されないよう努める、と、 赤の他人が後続の司令になって今まで守ってきた伝統やら采配やらを失うよりはいい、と。 諦めの感情から垣間見せる責任感を伴う顔で説得されてしまって私は折れたのだ。 この鎮守府の伝統や采配その他諸々は気に入っていたため、あの元司令を認めてしまった。 仕方ないですねえ。と。 「のわきのホットケーキおいしい~」 「……ありがとうございます」 これでよかったのか否かと私が自問自答に駆られていることなど露知らず、 口の周りがシロップで汚れることも気にせず顔を綻ばせる司令を見ると、私の悩みも幾分か薄れてしまう。 この司令が嫌がっていないのだから、私たちがすべきことはこの司令を守るだけだな、と、 思考停止のようでありながらすとんと私の腹に落ち着いてしまったのだから申し分ない。 すかさずちり紙で司令の口元を拭うのも秘書である私の責務だ。 「のわきはにゅうきょしてね」 普段よりほんの少しだけ引き締まった、恐らく引き締まっている顔の司令を、艦隊皆の艦が一斉に見下ろしている。 最早慣れたものですが、世間一般的には異様な光景に写ることでしょう。 「おおがたかんのみんなは多少のひだんはガマンできるけど、こがたかんはそういうわけにもいかないから。 もう少しきかんを守れるようにがんばってほしい」 私の随伴艦を務めた大型艦一同は静かに頷いた。 "前"のときの戦法ではむしろ逆ではあるのですが、 過去に囚われすぎるのはよくないという元司令の言い分に皆納得しているために誰も何も言わない。 口だけでなく実際にこの戦法で充分な戦果を挙げているのだから、元司令の功績と影響力はただならぬものだ。 そうして元司令の戦法をそのまま受け継ぐこの司令もまた、皆から信頼されている。 「のわきももう少しかいひできるようになろうね」 「はい、精進致します……」 この鎮守府にいるほとんどの艦はこの司令の父がまだ帽子を被っていた頃から訓練を重ねている。 かくいう私もその多くのうちの一隻で、練度もそれなりに良いものであると自負していたが、買い被りだった。 司令から率直にこう指摘されてしまってはまだまだだ。 己の顔の筋肉が今どうなっているかも自覚する余裕もないままに、司令は解散命令を出した。 今日の出撃はこれにて終わった。 私の場合は入渠してから司令の執務を手伝い、艤装の点検などを経て眠りにつく。 艦隊の皆がこの執務室から立ち去り、さて私もドックへ赴こうと踵を返した直後。 「のわき。少し話があるから。ごめんね」 いえいえ。 司令のお話とあらば水底に沈もうが受け入れるために這い上がって参る所存です。 私のことは気にせずなんなりとどうぞ。 司令は机の椅子にも座ろうとせず、その場に佇んで口を開いた。 この執務室が、今はやけに広々と感じる。 見た目以上に人口密度が低く感じ、司令との遠近感がいささか過剰なまでに大きい感覚を覚えるのは何故だろうか。 年相応な普段の活発さが鳴りを潜めたような、はたまた借りてきた猫のような、 そんな諺を思い起こさせる程に軍帽の唾に目を伏せて鎮守府に取り残されたように佇む司令が原因だろうか。 「のわき。ぼくのやっていることは正しいのかな? みんな、ぼくをわるく思っていないかな?」 いきなり何を言い出すんですか、司令は。 司令が執り行う采配は、司令のお父上から見事に受け継いだ立派なものではないですか。 あの元司令も、今の司令にも、誰も歯向かう輩はいません。 日頃から"流石です"などと口癖とも疑うほど司令を褒め称える私ですけど、 それは別に司令をおだてて言っているわけではないのです。 心から出た感想を飾らずそのまま述べているだけなのです。 「逆に聞きますが司令。司令はこんなことをさせるあなたのお父上を恨んでいますか?」 「ううん。お父さんは体が弱いし、ここのみんなも大事だから。どうして?」 この司令がこうして重い責務をしっかりと認識した上で背負っているのもまた、 年相応な感情から来る動機が原動力なのだろう。 駆逐艦である私でさえ見下ろす小さな体躯の少年に心配をかけてしまうなど、私たちは、あの元司令は、情けない。 しかし、元司令や司令の采配があって私たちはやっと敵に立ち向かえるのだ。 逆に司令の運命を捻じ曲げたであろう元司令や私たちを恨んでいないか心配だったが、杞憂のものだったようだ。 私は安堵し、次いで司令も安堵させるために、司令の低い目線と自身の目線を合わせるために私は屈む。 さっきまでの艦隊の皆を叱っていた司令の顔はどこへ行ったんでしょうね? 「私たちはあなたのお父上を慕っていましたし、そのご子息である司令もまた慕っています。何も心配はいりません。 恥ずかしいのか誰も口には出しませんが、今の司令がいるこの鎮守府で生かされて、皆幸せに思っていますよ」 「ほんと?」 …………。 「のわき?」 「はっ……。本当ですよ。ええ、本当です」 司令。 即答できなかった野分をお許し下さい。 司令の疑問への返答は一寸の偽りもないのですが、違うのです。 恥ずかしながら野分は不安げな顔でこちらを見上げる司令に見蕩れてしまいました。 司令は大真面目に私たちのことを考えてくれているのに真面目にならず変なことにうつつを抜かす私をお許し下さい。 それでも司令の精神状態の荒波を無くすためと我に返れば、 時間をかけずに索敵するよりも素早く言葉を組み立てることができるのです。 「司令のような子に戦争へ協力して貰わなければならない点は私たちが間違っているでしょう。 ですが、司令が私たちにしていることに何一つとして間違いはありません」 「むっ、司令官をコドモ扱いするならけんぺいさんにおせっきょうしてもらうよ!」 「失礼しました。司令はおしゃまさんですよ」 「それ使い方違うー! 司令官をバカにするのわきなんかドックでしずんじゃえ!」 「はい。司令は大丈夫ですか? 一人で寝られますか?」 「だからコドモ扱いしないでよ!」 自身が手傷を負っていることも忘れて執務室を出た。 自身の扱いがおざなりになるくらい、司令との掛け合いを楽しく、幸せに感じてしまう。 しかし司令のいる空間とは隔絶された廊下に出た途端、溜まっていたであろう疲労が一挙に押し寄せた。 私は扉越しで司令に気づかれることのないように小さく嘆息し、遠い遠いドックを目指した。 433 名前:2-683 山城[sage] 投稿日:2015/03/13(金) 13 10 46 ID zciMEekA 次 「ううっ……、ふこうだわ……」 今自分の目の前で跪いてしまっているこの小さな少女は、戦艦(仮)山城だ。 あるいは戦艦(予定)山城と称しようか。 此奴も艦娘の一隻なのだが、此奴は他の艦とは事情が異なる。 山城の微かな悲鳴で振り返ってみれば、鼻緒が寸断された高下駄が一つ山城の足から別離を遂げてしまっていた。 鼻緒が切れる程山城は建造されてからこの下駄に波瀾万丈な歴史を刻んで来た訳でもなく、 ましてや山城は物を粗雑に扱うような子でもない。 だから自分は今日も唯々この山城を哀れむだけなのだが、自分はそれよりも山城の言葉が気に障った。 「こら。どこでそんな言葉を覚えてきたんだ。全く」 「だってふこうなんだもの……」 自分は屈んで山城を咎めたが、山城は訂正しなかった。 目線を合わせようとしても、幼い為か山城は気付いてはくれず地に視線を落とすばかり。 "不幸"等と言う言葉を教えたのは一体どこのどいつだ? 全くけしからん。 でも山城は常に自分の目の届くところに置いているし。 彼奴でもない此奴でもないと艦の写真付き名簿がモンタージュのように頭の中で次々と切り替わり、 結局絞られた心当たりは名簿ではなく自分の書斎となった。 ……幼くして文学に関心を寄せるのはいいが、短所もある事に気付かされた。 然し時既に遅し。 「嗚呼もういじけない。明石に下駄を直して貰うぞ。ほら」 「……ん」 体を回転させて背中を向けてやると、軽い重みがのし掛かった。 両腕で臀部を支え、転がっている高下駄を拾い上げ、自分らは明石の元へ向かった。 これまた山城に言わせると"不幸"な事に、生憎鼻緒の在庫が切れてしまっているらしい。 鼻緒が切れ在庫も切れ、次は自分の靴紐も切れるのかもしれないなと皮肉った。 勿論心の中でだ。山城の前で明るくない話は避けたい。 暇でもない明石に履物屋へ遣いに行かせるような図太い神経を持ち合わせていない自分は己の足で向かうことにした。 何も非はない明石に申し訳なさそうに在庫切れを告げられて更に落ち込んだ山城を何とかすべく、 自分は肩車で誤魔化す処置を取り、頭上の山城に声をかける。 「どうだ山城。いい眺めだろう」 「うん……!」 肩車とは体重の軽い幼子の特権である。 自分も含め平和な幼少期を謳歌してきた者なら、 今山城が味わっている気分を誰もが共感し懐かしむことができるだろう。 例に漏れずこの山城も戦から隔絶される生活をさせている為、感性はまだまだ健全であったようだ。 自分は安堵した。 行き倒れた幼子のような雰囲気を醸し出し、 あまつさえ突如として"不幸"なる単語を使い出した数十分前は膨大な不安に押し潰されそうになったものだが、 非常に手短な感想を述べる山城の声色には元気が戻ってきていた。 先程の似合わぬ面影がころりと消え失せ、年相応に喜ぶ山城の軽い重みを両肩で感じながら歩みを進める。 机に向かっている時間が多いのと運動が好きではない山城に合わせた行動サイクル故、 こうして散歩がてら出歩くのも貴重な運動だ。 流石に履物屋からも鼻緒を取り上げる程神は鬼ではなかったようだ。 神はあくまでも神である事を信じよう。 山城が気に入った柄の物を幾つか購入できたので、帰路に着く。 交通量が少ない故に舗装されていない田舎道をやはり肩に山城を乗せて歩いてゆく。 遠くが霞んで見えない都会の景色とは全く異なるので、排気ガスの臭いがない。 そしてあの履物屋も海から離れている場所ではないので、慣れた潮風が心地良い。 ……心地良い。少し風が強くなってきたが。 然し私の軍帽は山城が抑えている為に吹き飛ばされる事はない。 はっはっは神め潮風め。海軍の人間をこの程度の風で吹き飛ばす等甘いぞ甘 「いたぁい!」 どうした山城!! 自分は肩車する山城の両脇を両手で抱き、至極慎重に着陸させる。 高下駄のない方の足袋が汚れてしまったが、そこまで意識は回らなかった。 すまん。帰ったら洗濯してやるから、我慢してくれ。 山城は眉を顰めて目を強く瞑っていた。 「目に……すなが……ぐすっ……」 おお神よ。やはり貴方は実は鬼ではないのでしょうか。 舗装されていない田舎道も良い事ばかりではないようだが、それにしてもこれはあんまりだ。 いたいけもないこの少女が一体この地に何をしたと言うのですか。 この少女に涙を浮かべさせる権利が貴方にあると言うのですか。 せめてやるならこのわたくしめを選んで欲しかったです。 待て。山城を肩車した状態で自分の目が潰されてしまっては山城が危険だ。 どちらにせよ神は外道だ。畜生だ。超弩級の畜生だ。超弩級戦艦扶桑も真っ青だ。 「こら擦らない。目パチパチしてみなさい」 神へ反逆する呪詛を頭の中で並べ立てている場合ではなかった。 当然の道理だが山城は瞑った両目のうちの片方を手で擦ろうとしたので、自分はその片手を押さえる。 すまん山城。だがこれもお前を思っての事なんだ。 恨むなら私でなく神を恨んでくれ。 怒りの矛先が私に向けられれば私は死んでしまう。 「……~~!」 山城は瞼を痙攣させながらも、必死に、懸命に、健気に瞬きを行ってくれた。 然し成果は振るわないらしく、幾度も繰り返そうが改善しなかった。 勿論自分は成す術もない。 「……おんぶにするか」 非常に不本意だが諦めの選択を選んだ私は背中を向けて屈んだ。 すると、縋り付くようにやや強めに衝撃が背中を走った。 山城が私の背中にしがみついた事を確認し、自分は打って変わって落ち込んだ調子で歩き出す。 山城は私の背中に横顔を当てている。 未だに瞬きを繰り返しているのだろうか。心配で心配で胸が張り裂けそうだ。 臀部を支える両腕も不調になったようで山城が若干重く感じる。 「すん……、やっぱりふこうだわ……」 「ほらもうそれは言わない」 購入した鼻緒を明石の元へ納品してきた。 何事もなく無事に帰宅――家ではないが――できると言う 自分の期待をあっさり裏切った神への呪詛を頭の中で書き連ねる執務も忘れ、 夕暮れの茜色に染まる執務室の扉を開けた。 いつの間にやら静まり返っていた背中の山城へ声をかける。 「着いたぞ山城」 「…………」 「山城?」 どうした事か返事がない。 もしやと推測し来客用のソファに山城を静かに降ろして顔を確認すると、 山城の瞼は先程とは打って変わって安らかに下ろされていた。 眉を顰めている様子はない。目に入った砂は落ちたのだろうか。 「すー……すー……」 「……やれやれ」 自分は山城が目を覚まさぬよう割れ物を扱う手付きで横にさせ、土で汚れた足袋を静かに傷のない足から抜き取った。 それから眠る山城の横に腰を沈め文庫本を開いた。 まだ夜が来てもいないのにこうして本を開ける程度の執務量だから、山城の世話ができる。 この山城が生まれたのが敵の少ない海域沿岸に建つこの鎮守府でよかった。 その点は不幸でなく間違いなく幸運だった。 そもそも当初は工廠の妖精に戦艦山城を建造するよう命令したのだが、 誕生した姿はこのように特殊なものとなってしまった。 妖精が言うには設計図を元に建造したのに、何らかのミスなのかこのような結果になってしまったとの事。 建造したはいいがどうやらこの山城に戦闘能力は備わっていないらしく、重さで艤装もまともに持てないらしい。 原因を究明し、通常仕様の戦艦山城に改造したいのでその目処が立つまで待って欲しいとお願いされ、 その所為で止む無く私が世話を焼いている訳だ。 然し嫌々やっているわけではない。 幼子の扱い方を知らない当初こそ困ったが、今は違う。 もしかすると実は自分は子煩悩なのではないかと疑う程度には慣れ、寧ろ好んでやるようになってしまった。 何せこの山城、実に手がかかる。 今日も起きたように他の艦と比較して不運な出来事が不自然に多いのだ。 戦とも関わっていないのに、だ。 なので自分は山城が降りかかる不運から逃れるように目の届く場所に居させているのだ。 それなりの苦労はある。 あるが、山城がふとした時に見せてくれる無垢で無邪気な笑顔に自分は撃沈されてしまったのだ。 不甲斐なく不運の雨から完全に山城を守れている訳ではないが、 兎に角、自分はこの山城が笑顔を二度と見せてくれなくなるような事態を避けるために動いているのだ。 そして自分だけでなく他の艦娘共も。 今日の山城の不運によって損じた高下駄も、目を覚ます頃には明石が新品同様の状態にしてくれている筈だ。 音を発しない工廠は、恐らく閑古鳥が止まっているであろう。 暖かな夕暮れの陽と憑き物のない山城の寝息が、私の意識レベルを低下させてゆく。 一旦背伸びして栞を挟んだ本を目前の机に置き、山城が眠り続ける柔らかいソファに改めて体を沈めた。 …………………… ………… …… 「ふぁ……、てーとく?」 「……すぅ」 「……ありがと……」 ちゅ。 440 名前:2-683[sage] 投稿日:2015/03/13(金) 13 21 06 ID zciMEekA 以上! 艦娘と幼馴染の場合の話を書いてみたよ 特に山城については不幸に少しずつ曝され一見性格が暗くなっていくロリ城を提督が語彙を絞るように励ましつつ それでも無邪気さが薄れていくがたまに昔の無垢な面を垣間見せる成長した山城を見たいがなかったので書いた 441 名前:名無しの紳士提督[] 投稿日:2015/03/13(金) 16 55 04 ID SQzCpRz6 GJ! 戦艦娘が小さくなるシチュはよく想像してただけに嬉しいです。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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+前書き 35 :名無しさん@ピンキー:2014/06/09(月) 23 50 03.86 ID LFfPHuDn 避難所および前スレにて、大和SSに感想ありがとうございました ふと思い立って、全く同じシチュで相手を大和から武蔵に変えてみました。 提督×武蔵。 36 :35:2014/06/09(月) 23 50 41.85 ID LFfPHuDn 「で・・どうなんだ?私のおっぱいは気持ち良いのか、提督よ・・」 俺の勃起した竿を見えなくなるほどにその柔肉の間に包み込んだ巨乳が、その持ち主の手で左右から圧迫され、上下にやや乱暴に擦られ、ふにふにと形を変える。 温かくも柔らかい感触に包まれているだけで達してしまいそうになるというのに、竿だけでなくその付け根にまで伝わるたぷたぷとした重量感、 精悍に日焼けした野性味のある肌が絶えず自分のそれを擦り上げる刺激の心地よさといったら、慣れ親しんだ自分の左手などとは比べ物にもならない。 「む・・少し動いたな。多少は感じてもらっていると思って良いのか?これは」 群青の絨毯の上にひざまずいてふくよかな両胸を露出して、革張りのソファに腰掛け下半身を露出した姿勢の俺の相手をしているのは・・世界史上最大級戦艦、武蔵。 「じゃあそろそろ、口で遊んでやるとしようか。・・喰い千切ろうというんじゃないんだから、そんなにビビるな」 俺の答えを待たず、あむ、とその引き締まった唇の間に、挟んだ胸の先に突出していた肉棒の先端をくわえ込む武蔵。 胸とは違った水気ある温かさに包まれた感触。男と口づけなんてしたこともないような、ある意味でピュアな唇に先端をちゅうちゅうと吸われるたび、ぴりぴりした快感が背骨を昇る。 「あ・・ちょっと・・・っ!」 思わず俺は腰を浮かせ、亜麻色の髪が左右に小さく跳ねるようにまとめられた彼女の後頭部を掴む。育ちの良い犬を思わせるふさふさの手触りが、やがて上下に揺れ始める。 「ちゅぱ・・む・・ちゅっ・・・ぺろ・・・あむ・・はむはむっ・・・ちゅうぅ・・ぱくっ・・・」 「う・・っく、うぁっ・・・!」 裏筋をなめ上げる。軽く歯を当てる。指先で袋を包みこみ、やわやわと揉む。親指と人差し指の輪で、ちゅっちゅと上下にしごく。 おっぱいでの挟み込みから口と両手での包み込むような形の責めに変わり、肉棒の先端から睾丸の末端まで次々と与えられる贅沢は、もはや相手をも認識できないほどに気持よく、 「へえほふほ、ひもひいのふぁ?」 言葉になってない、吐息が熱い。くすぐったい。視線が恥ずかしい。 「む、武蔵・・・・ちょっとストップ、またイッちゃいそう・・だから・・」 「・・ふん、この程度の責めで情けないことを。・・そんなコトでこの武蔵を、本当に楽しませてくれることが出来るんだろうな・・・」 胎内から湧き上がるような熱くて甘い吐息を帯びた彼女の睦言が、耳朶から脳を直撃し、匂い立つ感触に囚われたままの腰ががくがくと震える。まだだ、まだ我慢できる・・と思いたい・・。 軽く汗ばむほどに熱を帯びてきた彼女の、南方の華のような特有の肌のにおい。それ以上に熱い愛情、劣情、攻める楽しみと快感がないまぜとなって陶然とした雌の上目遣い。 肉感のある両胸の先、彼女自身の意志と興奮を示す、ぷっくりと淫らに膨らんだ武蔵の胸先。そしてだらしない俺の先走りと彼女の唾液を受け止めて、淫靡にてらてらと輝く唇と指先。 デスク上の黄色がかった光のみが照らす深夜の執務室内、俺の眼前に展開されているその光景は、俺にとって一生忘れられないものになるだろうという確信があった。それほどエロかった。 そんなコトの始まりは、数分前に遡る。 「ふー・・。俺一人じゃ重くて、さすがにちょっと君の部屋までは運べないよ。自力で歩けるようになるまでここ、執務室で休んでてくれ」 幸い、新品の革張りソファセットを卸したばかりだった。お偉いさん来客用のつもりだったが、まさか最初に酔った部下を介抱するような使い方になるなんて。 「何だと?提督よ、お前はそれでも海軍軍人のつもりか?基礎体力訓練ははりゃやよふにゃはれ」 いくら自分の歓迎会だからって酔っ払いすぎだろう、後半のろれつが怪しすぎる。まあ、ほとんどの艦娘が撃沈したなか、最後まで粘ったには粘ったのだが。 「そうだな、摩耶なら喜んで手を貸してくれたか。声を掛ければ良かったな」 軽い冗談にギラリと睨みつけてきた武蔵が、俺の方をていやとソファに蹴り捨てた。酔っててもさすがの怪力、逆らいようがない。 そのまま全身で拘束するかのように身体にのしかかってきて、いつもの座った眼で俺の顔面を至近距離から睨みつけながら口を開く。 「なんなんだお前は。大した活躍もしないで速攻で沈んだ艦の戦歴なんで知ってんだ。マニアか。軍艦マニアなのか」 吐息がすこし・・いやかなりお酒くさい、しかしそれがまた色っぽい。眼鏡の奥の目が怖くて声が低いのはいつも通りだが、より迫力がある。怒ったのか。活躍が少なかったことはやっぱ気にしてるのか。 「いや、まあ・・マニアというか、俺は武蔵という艦も結構・・・というか、かなり好きなんで・・・・」 大艦巨乳主義の象徴のごとき柔らかいふたつの膨らみが、俺の胸のあたりを圧迫する。うっかり見慣れてしまいそうになるが、先端部を隠すだけのようなサラシオンリーなのは周知の事実。ズレやしないかとこっちがどきどきする。 「・・大和に匹敵する排水量と攻撃力、特に膨大な敵の攻撃を単艦で引き受けておきながら数時間の航行を可能にした圧倒的防御力、まさに帝国連合艦隊にとっての最終秘密兵器・・」 ちょっとリップサービスを含めてみるが、眉間にシワを刻んだジト眼は微動だにせず『それで?』と無言で先を促す。超怖。 「・・・・えっと・・美人だし、ワイルドな態度の中にも知的な魅力があって・・・・・あと、おっぱいがとても大きい・・・・」 「はぁ?」 乳を押し付けていたのに気づき・・・だがそんなことどうでも良いかのように、ゆっくりと上半身を起こすと彼女は言った。 「・・どこを見てるんだお前は。こんな邪魔なもんがそんなに好きなのか」 呆れ返ったような顔で、自分の巨乳を片手でむにむにと無造作に揉む武蔵。しかしソファの上でまたがった姿勢は変えてくれなかったので逃げようがない。 つーか・・酔っていたとはいえ、なんて事を口走ってんだ俺は。 マウントでフルボッコにされて済む話ならともかく(それはそれで死ぬかも)、最大戦力の彼女と今夜のことをもやもやと抱えたまま「イッテキテネ」「オウヨ」みたいな気まずい関係を続けるのは・・ うわぁ避けたい超避けたい。取舵いっぱい全力回避したい。 「・・・・・・・ま、そこまではっきり言う勇気は認めてやろうか。私に一回ぶん殴られたら二回半は死にそうな細身でありながら、私が女として魅力的だと言い放ったお前の度胸は、な・・」 ちょっとだけ赤くなったような顔に『しょうがねぇなコイツは』というような表情を浮かべる武蔵。あれ、なんか変なハナシに転がりそうっぽい? いや別に今でもおっかないっつーか、あれでもなんかちょっと可愛いような気がしてきた。何故。 「貧弱な腕で、助けてくれようとした借りもあるしな。・・よっし。特別に、今夜はお前の女になってやる!お前が目をつけたこの武蔵のおっぱい、伊達ではないぜ!!」 眼に力を込めたまま、魅力的な谷間を飾るサラシの結び目を解きはじめる武蔵。やがてふわりと落ちたサラシの奥から、乳首もあらわな褐色肌の生おっぱいが、俺の眼前に解き放たれた。 いやいや酔っぱらい杉だよこのお姉さん!憲兵さんタスケテ!!つかまじでおっぱいすげぇ! そのまま俺のズボンのベルトをぐいと外し、チャックを開けもせずパンツごと引きずり降ろし。俺の既に熱く滾ってしまった肉棒が、涼しい外気と彼女の好奇の視線の先にぶるんと晒された。 「さあ、たっぷり可愛がってやるぞ、提督よ・・・・」 股間に話しかけるような彼女のしぐさには、もはや完全な戦闘終了まで引くつもりなど全く見えない。 一瞬で混乱と興奮の極みに達した俺の頭に浮かんだのは、『注意一秒、ケガ一生』という意味不明の警告文だけだった。 艦隊司令部に入電。 我、夜戦に突入ス。 「武蔵、ちょっと・・体勢、変えよう。気持ちよすぎて長くは持たないし、」 というよりも。 「終わってしまう前に、武蔵の身体も味わわせて欲しい。・・ダメか?」 ちょっとはっきり言いすぎた気もするが、そこまで考えるほど理性に余裕が全く無い。 「・・・提督・・・?」 俺の言葉に一瞬、目を丸くした武蔵だったが。 「・・構わんぞ。今夜はお前の女になると言ったはずだ。こんな身体でよければ、・・好きにするがいい」 ちょっとだけはにかんだような表情で視線を外し、彼女はそう答えた。なんでか分からないが、今夜は完全になんでもアリらしい。てかやべぇマジかわいい。 息子に先を越されてしまった唇と谷間には、ちょっと攻めこむのに躊躇がないでもない。蒼い絨毯の上に半裸の彼女を組み敷いた後は、本能の命じるまま、彼女の柔肌、右の脇の下に顔を埋めた。 「ん・・・何を・・」 そのまま思い切り、息を吸い込む。日当たりの良い縁側の猫のような独特の匂いが、俺の鼻腔から肺腑を満たし、興奮の極みにある心を酔わせる。不快感なんてあるはずのない、良い匂い。 「こ・・ら、提督よ、そこ、くすぐったい・・ぞ・・」 言葉を無視して、舌を這わせる。若干ぬるりとした感触の奥に、ざらざらとした肌の触り。酸味の汗の味の向こうは――甘い。とてつもなく甘い。 「あはん・・こら・・・・おい、てーとく・・っ・・そんなところ、ゆっくり・・・舐めるなぁ・・・っ・・!」 「武蔵のここ、甘くて美味しい。ずっと味わってたいよ」 スリムな脇腹のあたりから脇下をガッチリした二の腕付近まで大きく舐め上げると、再び彼女の嬌声が響いた。 そのまま、何度も、何度も。味わい、嗅ぎつくしながら、強さと女性らしさが同居する肉体の脇下を犯し続けた。 彼女の身体がぴくぴくと震え、上をむいてなおツンと主張する乳首が、波打つ乳房の上でふるふると揺れていた。 「あ、そうか・・こっちも、触って欲しいよね」 「提督・・あぁ、触ってくれ・・この武蔵の胸・・・・今夜は、好きにしていいぞ・・・・・・・」 眼鏡の奥のいたずらっぽい目で、必要以上に挑発するかのような彼女の卑語は言葉足らずだったが、かえってそれが劣情を刺激してくる。 ぴんとそそり立ったままの左乳首を、そっと口に含む。再び口中に満ちる、武蔵の味。 「――はっ・・ぁ・・・」 こりこりとした感触。そして周辺の肌とは全く異質の、すべすべの滑らかな舌触り。良く考えると武蔵には似合わないような、それでいてどこかしっくりと来るような、母性の器官。 その魅力にまるでこちらが吸い付かれたかのように、転がし、ねぶるのを止められない。なめらかなままに固く感触を変えていくそれを、尖らせた舌先で、湿らせた唇で、必死に愛撫する。 「やあっ、あっ、はぁんっ!いい、気持ちいいぞ、提督・・っ!」 口と左手でそれぞれの乳首を愛撫し、つまみ上げ、こりこりに尖らせて擦り上げ、いつまでもびくびくと感じさせて。 やがてその先からじわりと、独特の味をした何かが俺の口中に広がって・・いや、そんな幻想を靄のかかった頭に覚えるほどに、俺は武蔵の両乳首を延々と攻め立てていた。 「う・・くっ、ていと・・くぅ・・・」 眉根を寄せた表情のままでカタチの良い顎を高く反らして、がくがくと震えながらも欲望を解放しつつあるような武蔵の右手が、いつの間にか――彼女自身の秘所から、じゅっ、ちゅっ、と湿らせた音を立てていた。 それに気付いた瞬間、自分の未熟さに、軽い嫌悪感を覚える。そうか、そんなに焦らせてしまっていたなんて。 「武蔵」 「あ、提督、これは・・違う、いや、違わないのだが、その、・・」 そっと彼女の手をどけて、ひくひくと震えるその秘唇に、俺は顔を近づけ――ゆっくりと、舌を差し込んだ。 「あっ、はああぁぁぁぁぁっ!!」 一際高い嬌声が、部屋を満たした。 「んっ、むっ、ちゅううっ・・・ぷはっ、ひぁぁ、くあぁっ、うぁぁ・・」 先ほどと同様に、いや先よりも一心不乱に俺のものに口で奉仕する、武蔵。 執務室の柔らかめの絨毯の上、仰向けに寝転がった俺の正面には、上方視界いっぱいに広がる赤いスカートの内部・・下着を脱ぎ捨てた彼女のヒップと、あられもなく両足を開いた状態で差し出されたどろどろのヴァギナ、ひくひくと震えるアナル。 秘所を同時に口と舌と指で攻める、これ以上ないほどに淫靡な形で、俺と武蔵は互いに愛し合っていた。 「んむ・・じゅる・・ここも美味しいね、武蔵・・それに、すごく綺麗だ」 「か、感想なんか、言うな・・すっごい恥ずかしいんだぞ・・・・・はむ、れろ・・そっちこそ、先っちょがぬるぬるで・・・・あん、そこ、やあぁっ・・」 ひくついた排泄腔のあたりを軽く指先でなぞりつつ、若干ごわごわとした和毛の感触をも楽しみながら、武蔵の秘所を吸い上げ、愛液を味わう。 「あぁうっ!」 びくり、と彼女の身体が揺れた。脇下を攻めた時に似た、しかし比べ物にならない程にくらくらと意識を犯し、痛いほどに心臓に早鐘を打たせる、彼女自身の匂いを凝縮したような、さらさらの蜜の味。 アナルに軽く舌を差し込み、きつい括約筋を味わってみる。 「こらぁっ!そこは、そんなぁっ・・・・あ・・・」 充血した谷間を、鼻先で下から上へと撫でてみる。 「うあ、ひぁ、なにやってんだあぁ・・・っ」 ぷっくりと膨らんだ陰核を、お返しにと軽く歯を当てつつ舌でこしこしと扱いてみる。 「ひぁぁぁぁっ!そ、それダメあぁぁぁっ!やめろぉぉっ!」 そのたびに武蔵は気持ちよさそうな声で俺の股間のものを震わせて、ひくひくと動く肉壺からとくんと新たな蜜をふとももに伝わせる。 行為に興奮した武蔵の責めもより情熱的になり、俺の屹立した肉棒を手袋を嵌めたままの指と舌とで容赦なく責め立ててくる。 そしてそれに促されるように、俺は再び彼女の秘所に口をつける。互いの身体を電流のように奔る、甘い快楽の循環。・・しかし。 「・・くっ、武蔵、もう・・・・くあぁぁっ!あっ、あぁ・・・っ」 白旗を上げたのは、俺のほうだった。 射精の絶頂感、幸福感が意識を白く染めてゆく。武蔵の口内に、こらえてきた分の全てを、大量に何度も放ち続ける。 しかし武蔵は決して口を離すこと無く、そのすべてをきつくきつく吸い上げ、飲み干していた。 「んく・・ごく・・・・・はあ、ごほ・・・・喉に引っかかるな、これは・・・・でも――私の身体なんかでそこまで感じいってくれたのは、嬉しいぞ。提督よ」 飲んでくれたのか・・とぼんやりと思いながら脱力した俺の鼻先から顎までは、大きな果実にかぶりついた子供のように、彼女のもので濡れきっていた。 そしておそらくは、武蔵も同様であるはずだった。 眼鏡掛けたままではあったが。 「提督・・そろそろ、こっちでも・・遊んで欲しいだろう?」 ゆらりと立ち上がった武蔵が、俺の身体に跨ってきた。 濡れた秘裂を自身の指先で開き、かすかに糸を引く蜜を、半勃ちの息子の先端に垂らしてくる。 そのあまりの淫靡な光景に、先ほど達したばかりのはずの俺のそれは簡単に二射目を装填してゆく。 やがて武蔵は待ちきれないと言わんばかりに、勃ちかけた俺のものを以外にも細くてひやりとした指で握ったかと思うと、その上に、ゆっくりと――腰を、下ろした。 「・・・っ!」 灼熱の感触が、ぬるりと。きつく、きつく。 「うあぁぁっ・・て、提督のが・・あたしの、なかに・・・入って・・・・!」 普段からは想像も出来ないような震えた声を上げた武蔵が、ゆっくりと上下に動き出した。 ぎちゅ、くちゅ、という水音、媚肉のぶつかりあう音が、リズミカルに室内に響き始める。 「ふふ・・・どうだ・・武蔵、御殿の、内装、は・・うあぁぁっ!き、気持ち良いか・・?」 ぐちゅぐちゅと大胆に動く武蔵の腰の中、別の生き物のように締め上げ絡みついてくる膣内に性器が擦られて、有り得ないような快感に意識が飛びそうになる。 「っくっ・・ああ、最高に・・・っ、気持ちいい、武蔵・・・っ」 だが。一度は達した分か、少しは余裕が無いでもない。 「あっ・・・・?!」 ぐいと腰を持ち上げて、こちらから突き上げ始めて見ると、武蔵は気持ち良さそうに褐色の胸をふるりと揺らした。 「武蔵・・今度は、俺の番だ」 本能のままに両手で腰を掴み、武蔵の奥の奥まで突き挿すように何度も何度も突き上げる。 「ああんっ!き、きもちっ良いっ、あはぁんっ、てい、と、くっ!!」 もはや完全に『女』になって感じてる彼女の姿が、今はとても愛おしい。 彼女をそっと濃紺の絨毯の上に倒し、ちゅるん、と性器を引き抜いた。 びくりと一瞬震え、微かに震える脚をだらしなく開いたままの彼女の眼鏡の奥には――どうして止めるの、もっとして欲しいよ、という少女のような瞳の、無言のおねだり。・・・たまらんな、コレは。 「武蔵・・・ちょっと、後ろを向いてごらん」 「・・・・・そうか・・・更に、気持ちよく、なるのだな・・・?」 執務室のソファに裸の上半身を預け、恥じらう気持ちを上回る快楽への欲望に高く差し出された褐色の尻肉。それを両手で鷲掴み、菊座の下、濡れそぼつ性器に、自分のものを――一気に、突き立てる。 「うああああっ!」 挿入の快感に震えた汗ばむ背の下で、ぶるんと大きな胸が揺れるのが見えた。その声と姿に劣情を限界まで刺激された俺は、何度も何度も、武蔵の尻に音を立てながら自分のモノをぶつけ続ける。 「武蔵・・・武蔵、可愛い、・・・武蔵・・・っ!」 「はぁあっ!提督、好き・・大好き、提督・・ぅ・・・!」 武蔵も快感に蕩けきった声でありえないことを鳴き叫びながら、レザーのクッションにぎゅっと両手で皺を寄せ、更なる快楽を貪る獣のように高く差し出した尻を自ら振り続ける。 「あ、や、もう・・イッちゃうよぅ・・あん、やぁぁ、ああああああああっ!」 「・・・・・・っ!」 褐色の肉感的な腰を逃がさないように抑えつけ、びくっ、びくっ、とキツい収縮を何度も繰り返す膣内に、前屈みになって思う様白濁液をぶちまけながら。 ――超弩級戦艦てのは、やっぱりみんなこんなにエロいのだろうかと、またしてもどうでも良い思考が頭に浮かんでいた。 その日のこと自体は、特に誰かに悟られたということはなかった。 武蔵も翌日から後腐れも照れもなくテキパキと働いてくれて、活躍必至の意気込みに恥じぬ結果を見せてくれていた。 そしてとてつもない量の資材消費、艦娘視点でいうところの食欲・・・・も、常のことだ。 俺がなんとか資材のやりくりをこなしているうち、彼女は簡単に鎮守府に馴染んでいった。 あの日から、変わったことといえば。 週に一度程度の割合で―― 「提督!さぁ、MVP艦たる武蔵の凱旋だぞ!・・・今夜もご褒美は、期待していいのだろうな?」 ヒューヒューと囃し立てる他の艦娘たちをも全く意に介さない、ワイルドな美女のお相手をさせて頂く栄誉を得たことくらいだった。 (おしまい) +後書き 42 :35:2014/06/09(月) 23 56 39.53 ID LFfPHuDn 以上連投失礼しました。 たけぞう好きの同志はあまり居ないんですかねー 個人的には結構面白い人なんじゃないかと思うんですが これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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385 :名無しの紳士提督:2015/07/14(火) 03 06 35 ID 7stzoi9I 男は提督、つまり自分自身だけでそれ以外はみんな女の子。 軍艦であったと言えども、今はみんながみんな美人揃いで自分の指示に従ってくれる。 そんな環境を羨ましいと言われることもあるし、悪い環境とは思わない。 みんな良い子で、上司と言う立場から言っても誇れるのだが――。 「これが結構つらいんだよなぁ」 男が自分一人だけであるということで、艦娘たちにとっては唯一の異性。 その中から秘書艦として、執務室で共に仕事をこなしてくれる艦娘がいる。 そんなこともあって自家発電……要は自慰行為も迂闊にすることができない。 早い話が禁欲生活を強いられるだけではない。 異性が自分一人と言うだけで、艦娘一同は男慣れしていない部分が大きい。 異性に対しての警戒が薄く、同時に男が劣情を催すタイミングが分かっていない。 特に最近は、ある軽巡洋艦の行動が著しく問題である。 「提督! 今日は!? 今日は夜戦してくれるんだよね!? ねえ!」 「川内、いつも言ってるだろう。俺の指示を待ってろって」 「そんなこと言っていつも夜戦させてくれないじゃん! 今日はあきらめないからね!」 夜戦大好き軽巡洋艦川内型一番艦、川内。 最初は特に気にしなかったのだが、どうしても禁欲生活が続くと感覚が鋭敏になる。 腕に抱き付いてくる川内の、女の子の身体の柔らかさ。 ごねて身体を揺さぶるたびにほのかに香る、女の子の甘い香り。 身長差から見えてしまう胸元の隙間、見えるか否かの境目がやたら色っぽい。 「ねえ、提督~! あ、あれ? なんか硬くなってない?」 「な、なんでもない! いいから離れろ!」 「むぅ~。また来る! 今度こそ夜戦させてもらうからね!」 そういって川内は執務室を後にする。 恐らくは部屋に戻ったのだろうが、俺はこの愚息をどうすることもできない。 自ら慰めるわけにも行かず、禁欲生活の前に餌がぶら下げられているのだ。 「俺、大丈夫かな……」 392 :名無しの紳士提督:2015/07/15(水) 23 23 11 ID SNxjhPSk 385 そうやって無邪気に誘惑してくる娘が、辛抱たまらなくなった雄に思い知らされちゃう展開好き 我慢の限界を超えた提督に不意打ちで唇を奪われ 激しく貪るようなキスを受けながらベッドに押し倒されて 溜まりに溜まった劣情を何度も何度も叩きつけられ 一晩かけて身体中余すところなく提督専用にされちゃう川内 体中が汗と潮と尿と精液でどろどろになった頃、正常位で繋がり、亀頭で子宮口をこりゅこりゅされつつ 川内がどれだけ魅力的か、提督がどれだけ必死に欲望を抑えて来たかを語られて ぐずぐずに爛れた子宮口が嬉しさで綻んでしまい、子宮口に密着した亀頭が少しずつ沈み込んでいき 十数回目の膣内射精を子宮で直接受け入れる川内ちゃん 同時に提督からプロポーズカッコガチされて 腰を震わせて嬉ションしながらお嫁さん宣言までしちゃう その後は空が白むまで、子宮で繋がったまま延々キスと告白と射精を受け続ける あまりに濃密な初体験のせいで、夜になる度脳裏に記憶がフラッシュバックしてしまい 夜になっても妙に大人しくなっちゃって 「あの夜戦バカ最近静かですね」 「もしかして体調悪いんでしょうか」 と周りに噂されて顔赤らめてる川内かわいい それでも執務室で二人きりになると、耳まで真っ赤にしながら 「ぁ、あのさ…提督。 今日も、さ……『夜戦』、しよ?」 と呟いて身体を密着させてくる川内かわいい